10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されましたが、この運動に合わせ、県内各地区の防犯協会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を実施しました。
今回は大崎東部地区防犯協会連合会の取組みについて紹介します。
〇 保育所(園)において不審者対応訓練を実施
大崎東部地区防犯協会連合会では古川警察署と連携し、10月8日(火)に古川北町保育所で、10月9日(水)にいちょう保育園で、それぞれ不審者対応訓練及び防犯教室を実施しました。
訓練には古川北町保育所では職員と児童94人、いちょう保育園では110人が参加し、両所(園)とも、「校舎内に刃物を持った不審者が侵入した」との想定により、犯人に対する初動対応、警察への通報及び児童の避難誘導及び刺股による犯人の制圧等について確認したほか、その後の防犯教室では、古川警察署員から防犯標語「いかのおすし」や不審者への対処法等について講話がありました。
訓練及び防犯教室では、警察や防犯協会の関係者から、事件の未然防止と発生時の具体的な対応要領について指導を受けたほか、刺股の操作要領やネットランチャーの使い方等について、実技講習を受けるなど、有意義な訓練となりました。
※ 古川北町保育所における訓練の様子
※ いちょう保育園における訓練の様子