公益社団法人 宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)では、犯罪のない明るく住みよい地域社会の実現に向けて、警察、自治体及び関係機関・団体等と連携し、防犯パトロール、子供の見守り活動、防犯キャンペーン等の広報啓発活動をはじめ、青色パトロール車の運用、防犯灯の設置等、様々な活動を展開しており、その事業は皆様からの賛助金や寄付金等によって運営されております。
当連合会では、こうした活動を実施するにあたり、その趣旨に賛同いただける賛助会員を募集しており、 令和6年(1月から12月)は、新たに下記に記載の9法人、2個人の皆様にご入会いただきました。
御礼を申し上げますとともに、会員の皆様からお預かりした会費は、安全安心まちづくりのために、有効に活用させていただきます。
なお、県防連では活動の趣旨に賛同いただける賛助会員を広く募集しています。
<新法人会員> (入会順)
〇 (株)FRC 様(仙台市宮城野区) 〇 (株)針生承一建築研究所 様(仙台市青葉区)
〇 (株)リブスブレイン 様(仙台市青葉区) 〇 (株)スクリーン仙台 様(仙台市太白区)
〇 サンエス技研(株)仙台営業所 様(仙台市青葉区) 〇 (株)グリーンアライアンス 様(岩手県盛岡市)
〇 (株)仙台紙工印刷 様(仙台市宮城野区) 〇 (株)スタジオさくら 様(仙台市青葉区)
〇 合同会社 ハーツクリエイト 様(仙台市太白区)
<新個人会員>(入会順)
〇 佐々木 正美 様(大崎市) 〇 白出 瑛明 様(石巻市)
年頭のご挨拶
公益社団法人 宮城県防犯協会連合会
会 長 姉歯 和郎
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、穏やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、昨年は公益社団法人 宮城県防犯協会連合会(県防連)の事業運営にご理解とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の法的な分類が、第5類に移行になってから1年8か月余が経過し、社会全体が感染拡大前の生活に戻りつつある中、昨今の治安情勢を見ますと、全国的には首都圏を中心にSNSの闇バイトサイトで集められた匿名流動型グループによる特殊詐欺や強盗等、違法且つ凶悪な事件が連続して発生し、全国への波及が懸念されているほか、県内においては、刑法犯の認知件数が2年続けて1万件を超え、中でも高齢者を狙った特殊詐欺や女性、子どもを対象とした悪質犯罪が後を絶たず、さらには、地域における相互の関わりの希薄化といった社会構造の変化が、県民生活の安全・安心に大きな影響を及ぼしている現状にあります。
こうした中で、皆様には防犯キャンペーンやパトロール活動等をはじめとする地域安全運動を積極的に推進していただき、犯罪の未然防止及び抑止に大きな成果を上げてこられたところですが、県防連といたしましても、引き続き、警察、自治体さらには県内各地区の防犯協会等と連携しながら、防犯意識の普及と地域安全運動の拡大充実に努め、安全で安心な「みやぎ」の実現に向けて、なお一層、尽力して参りたいと考えておりますので、皆様のご支援とご協力をお願い申し上げる次第です。
むすびに、皆様の益々のご健勝とご多幸を祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。
防犯マスコット 「C P く ん」
~ 犯罪のない明るく住みよい「みやぎ」のために ~
宮城県警察本部では、年末・年始期間中に発生が懸念される各種犯罪や事故の未然防止を目的として、 12月20日(金)、仙台市青葉区の元鍛冶丁公園において特別警戒取締りの出発式及び一番町、国分町地区においてパレード等を実施しました。
この行事には、関係機関・団体から約70人が参加し、(公社)宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)から、来賓として姉歯和郎会長が出席しました。
出発式では、主催者の細田正警察本部長が挨拶し、続いて、来賓を代表して村井嘉浩宮城県知事(代理 小林徳光副知事)、郡和子仙台市長が祝辞を述べた後、参加者は奥州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」の音頭により、一番町及び国分町地区の視察を兼ねたパレードに出発し、通行人に対して「年末年始における安全で安心な街づくり」を呼びかけました。
パレード終了後、警察本部長と来賓の副知事、仙台市長、公安委員長及び県防連会長は仙台中央警察署国分町交番を訪問し、代表して佐藤勘三郎公安委員長が勤務の警察官に激励の挨拶を行いました。
※ 写真左から郡仙台市長の挨拶、伊達武将隊の出発合図、参加者によるパレード
宮城県防犯協会連合会は、年末年始に伴い
令和6年12月27日(金)から令和7年1月5日(日)まで
事務局業務(自転車防犯登録業務及び風俗環境浄化協会業務を含む)を休止します。
令和7年1月6日(月)から通常業務となります。
令和6年12月20日
公益社団法人 宮城県防犯協会連合会
宮城県風俗環境浄化協会(以下「県風俗環境浄化協会」)は、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下「風営適正化法」)の規定に基づき、風俗営業(接待飲食等営業)に従事する管理者を集め、令和6年度第6回風俗営業管理者講習会(以下「管理者講習会」)を開催しました。その内容について紹介します。
宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)は風営適正化法の規定に基づき、宮城県公安委員会から風俗環境浄化協会の指定を受け、風俗環境の浄化並びに健全育成に向けた事業を行っていますが、その一環として、12月4日(水)、仙台市青葉区の戦災復興記念館において管理者講習会を開催しました。
講習会には、仙台市をはじめ仙南地区、大崎地区等において接待飲食業を営む店舗の管理者47人が出席し、はじめに県風俗環境浄化協会(県防連)の専務理事が風俗営業管理者制度について説明したのち、宮城県警察本部生活安全企画課、(公財)宮城県暴力団追放推進センター、県風俗環境浄化協会及び宮城労働基準監督署の担当者が、それぞれ「適切な風俗営業」、「暴力団の壊滅」、「管理者業務の実施要領」及び「風俗営業における労働基準法のポイント」について講義を行いました。
風俗営業に従事する管理者は、風営適正化法の規定により、概ね3年に1回、管理者講習を受講することが義務付けられており、出席者は風俗営業を取り巻く最新の情勢や留意事項を知ることで、健全営業に向けた認識を新たにしていました。
県風俗環境浄化協会では、本年度、県内で7回の管理者講習会を計画しており、本年度最後の講習会は、令和7年2月26日(水)、今回と同じ、仙台市青葉区の戦災復興記念館において開催する予定です。
管理者講習会に関する問い合わせは、県風俗環境浄化協会(県防連、TEL022-355-7401)までお願いします。
※ 講習会の様子
宮城県風俗環境浄化協会(以下「県風俗環境浄化協会」)は11月6日(水)、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下「風営適正化法」)に基づき、仙台市において、風俗営業管理者36人が出席し、令和6年度第5回風俗営業管理者講習会(以下「管理者講習会」)を開催しました。その内容について紹介します。
宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)は風営適正化法の規定に基づき、宮城県公安委員会から風俗環境浄化協会の指定を受け、風俗環境の浄化並びに健全育成に向けた事業を行っていますが、その一環として、11月6日(水)、仙台市青葉区の戦災復興記念館において管理者講習会を開催しました。
講習会には、主に仙台市及びその周辺市町で遊技業(パチンコ店)を運営する店舗の管理者36人が出席し、はじめに風俗環境浄化協会(県防連)の専務理事が「風俗営業管理者制度の概要」について説明したのち、宮城県警察本部生活安全企画課、(公財)宮城県暴力団追放推進センター及び県風俗環境浄化協会の担当者がそれぞれ「適切な風俗営業について」「暴力団の壊滅に向けて」「管理者業務の実施要領について」と題して講義を行いました。
風俗営業の管理者は風営適正化法の規定により、概ね3年に1回、管理者講習を受講することが義務付けられており、出席者は風俗営業所における管理者としての留意事項や最新の暴力団情勢を知ることで、風俗営業に対する認識を新たにしていました。
なお、県風俗環境浄化協会では本年度、県内で7回の管理者講習を計画しており、次回(第6回)は12月4日(水)、今回と同じ仙台市の戦災復興記念館において、主に仙台市内で接待営業を営む店舗の管理者を対象に実施する予定です。
管理者講習会に関するお問い合わせは、県風俗環境浄化協会(県防連、TEL022-355-7401)までお願いします。
※ 第5回管理者講習会の様子
最近、SNSの闇バイトサイトによって集められたと思われる者が、深夜に複数で窓ガラス等を破壊して住宅に押し入り、住民に暴行を加えて多額の金品を奪い取るという、極めて悪質な手口による強盗事件が多発しています。
事件の発生を受けて、全国の警察では犯人の検挙に向けて、全力で捜査に当たるとともに、広く国民に防犯情報を発信しており、防犯協会では今回、その内容を紹介しますので、各家庭において防犯対策を講じるうえでの参考にしてください。 (資料提供 警察庁)
<防犯情報>
1 就寝中はもちろん、在宅時も必ず施錠するなど、戸締りを徹底して下さい。
2 来訪者に対しては不用意に玄関ドアを開けず、ドアスコープやインターホンで相手を確認して下さい。
3 玄関ドアを開ける場合は完全に開放せず、ドアロックをしたまま対応して下さい。
4 外出先から帰宅した際には、家に入る前に背後や周囲に人がいないか確認して下さい。
5 電話等で家族構成、在宅状況、資産状況を聞かれても答えないで下さい。
6 自宅には必要以上の現金を置かないで下さい。
7 不審な影や音を感じた時は、ためらうことなく110番通報して下さい。
8 防犯性能の高い建物部品(錠、ドア、ガラス、シャッター等)を設置、活用して下さい。
9 防犯設備機器(防犯カメラ、フィルム、センサー付ライト、テレビ付インターホン等)を設置、活用して下さい。
10 「自分の家は大丈夫」は禁物です。常に緊張感を持って行動してください。
~ 犯人は犯行に及ぶ前に必ず「下見」をします。皆んなができる「ながら防犯」を推進しましょう ~
「ジョギングやウォーキングをしながら、犬の散歩をしながら、買い物をしながら、掃除をしながら不審者を発見する」、いわゆる「ながら防犯」の実践に努めましょう。
複数人がたむろして携帯電話で話し込んだり、ウロウロして他人の家をのぞき込むなど、不審な行動をしている人を見つけた時は、迷わず110番通報して下さい。
できることから実行し、犯罪のない明るく住みよい社会をつくりましょう。
(公財)宮城県暴力団追放推進センターと宮城県警察が主催し、宮城県等が後援した「第31回暴力団追放宮城県民大会」が、10月31日(木)、仙台市青葉区の電力ホールで開催されました。その内容を紹介します。
大会は「暴力団のいない安心で安全なまちづくり」を実現するため、県民の総意を結集して暴力団の追放に取り組むことを目的に、県内で暴力団の排除活動に取り組む対策協議会や自治体の関係者等約600人が参加して開催されたもので、(公社)宮城県防犯協会連合会から来賓として岡崎晃専務理事が出席しました。
大会では主催者を代表して、伊藤哲也宮城県副知事(県知事代理)と細田正宮城県警察本部長が挨拶し、続いて、来賓を代表して、八島利美宮城県議会文教警察委員長(県議会議長代理)と橋本啓一仙台市議会議長が祝辞を述べました。
続く表彰では、伊藤副知事と細田警察本部長から暴力追放活動に功労のあった団体と功労者に表彰状及び感謝状が贈られたのち、一般社団法人 生命保険協会宮城県協会の橋本潔事務局長が大会宣言を読み上げました。
その後、龍谷大学矯正・保護総合センター嘱託研究員の廣末登氏が「闇バイトに加入する若者と反社会的集団の実態」と題して特別講演を行い、最後に宮城県警察音楽隊による演奏会で閉会しました。
※ 第31回暴力団追放宮城県民大会の様子
10月11日(金)から10月20日(日)までの10日間、全国地域安全運動が実施されるのに伴い、10月10日(木)、(公社)宮城県防犯協会連合会等が主催して、仙台市太白区文化センター(楽楽楽ホール)において「令和6年全国地域安全運動宮城県大会」が開催されました。その内容を紹介します。
全国地域安全運動は安全で安心して暮らせるまちづくりを実現するため、地域ぐるみで犯罪の抑止に取り組む運動で、宮城県大会は宮城県防犯協会連合会、宮城県及び宮城県警察が共同で主催し、県内の自治体や防犯協会等から関係者約400人が参加して開催されました。
大会は2部構成で進められ、第1部では主催者を代表して、姉歯和郎宮城県防犯協会連合会長、木村雅春宮城県共同参画社会推進課長(県知事代理)及び山田代幸宮城県警察本部生活安全部長(警察本部長代理)の三人が挨拶し、続いて、来賓として、髙橋伸二宮城県議会議長からのメッセージが読み上げられました。
続く表彰では、防犯栄誉金章受賞者、防犯功労者及び優良防犯団体の紹介があり、次に姉歯会長から防犯栄誉銀賞及び銅賞、防犯功労者及び功労ボランティア団体と防犯功労団体の代表者に、また山田部長から自主防犯ボランティア活動推進功労団体、企業防犯CSR活動優良団体及び防犯作文・ポスターコンクールの入賞者に、それぞれ表彰状が贈られました。
表彰終了後、防犯作文コンクールの中学校の部で最優秀賞を受賞した岩沼市立岩沼中学校1年 三浦蒼海さんが「安心して過ごせるまちに」と題する作文を朗読し、続いて、今回、防犯栄誉銀賞を受賞し、長年にわたって地域の防犯ボランティア活動に貢献されている岩沼地区防犯協会連合会副会長の大友一郎氏が「大会宣言」を読み上げました。
第2部では、気仙沼市出身でみやぎ絆大使を務めるマジシャンのマギー審司氏による「大きな耳でよく聞いて!ミヤギはサギでだまされない!」と題する記念講演と宮城県警察音楽隊によるコンサートが行われ、出席者は地域安全運動の積極的な推進に向けた決意を新たにしていました。
※ 写真左から、姉歯県防連会長、木村共同参画社会推進課長及び山田生活安全部長の挨拶
※ 写真左から、各種防犯功労により表彰を受けられた方々及び大会宣言
※ 写真左から、マギー審司氏の講演及び県警音楽隊のコンサート
宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)が事務局を担当している防犯指導隊連絡協議会では、令和6年10月3日(木)、多賀城市の多賀城市文化センターにおいて、県防連及び県内各地区防犯指導隊から計25名が出席し、宮城県防犯指導隊連絡協議会会員協議会(以下「協議会」)を開催しました。
協議会は、各地区における防犯指導隊活動の活性化を図るため、これまで2年に1回開催していましたが、コロナ感染症の影響を考慮して、平成31年4月を最後に集合形式での会合を見送り、今回、5年ぶりに会員が一堂に会しての開催となりました。
協議会では、はじめに事務局を代表して、県防連の岡崎晃専務理事が挨拶し、これまでの経緯や開催の趣旨等について説明したのち、来賓として当協議会の顧問である警察本部の山田代幸生活安全部長と塩釜警察署の高嶋文智署長から祝辞をいただきました。
議案の審議では、新たな役員の選出を行い、会長に仙台北地区防犯協会連合会の吉見宏氏、副会長に石巻地区防犯協会連合会の黒須壽幸氏、遠田地区防犯協会連合会の安住伸氏、白石地区防犯協会連合会の我妻孝男氏の3氏を互選したほか、定款に基づき、会長が仙台中央地区防犯協会連合会の梅津聡氏、泉地区防犯協会連合会の小野寺葉子氏、気仙沼地区防犯協会連合会の村上佳市氏、栗原市若柳地区防犯協会連合会の金誠一氏、角田地区防犯協会連合会の庄司久男氏の5氏に評議委員を委嘱しました。
任期はいずれも令和8年3月31日までとなります。
また、役員選出後の研修では、警察本部生活安全企画課の三浦秀一犯罪抑止指導官が「最近の犯罪情勢と防犯指導隊活動の活性化方策について」と題して講話を行い、出席者は今後の防犯指導隊活動の参考にすべく、熱心に耳を傾けていました。
※ 写真左から吉見会長による議事進行、協議会の様子、三浦犯罪抑止指導官による講話
※ 写真左から岡崎専務理事の挨拶、山田生活安全部長及び高嶋塩釜警察署長の祝辞