10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されました。期間中、県内各地区の防犯協会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を展開しました。
今回は若林区防犯協会連合会南材地区防犯協会の取組みについて紹介します。
〇 特殊詐欺被害防止に向けた防犯キャンペーンの取組み
若林区防犯協会連合会南材地区防犯協会では、10月13日(金)、防犯指導隊、防犯女性部、若林区役所及び若林警察署と連携し、七十七銀行河原町支店、スーパーワコー河原町支店及びファミリーマート河原町店の協力を得て、各店舗前において、特殊詐欺被害防止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。
キャンペーンには防犯協会、自治体及び警察関係者等10人が参加し、全員が協力して、来店客に対して準備したチラシやグッズを配布しながら、特殊詐欺の被害防止を訴えました。
※ 特殊詐欺被害防止に向けた防犯キャンペーン
〇 痴漢、盗撮被害防止に向けた防犯キャンペーンの取組み
同防犯協会では、10月17日(火)、防犯指導隊、防犯女性部、若林地区少年補導員協会、仙台市立八軒中学校及び若林警察署と連携し、仙台市地下鉄河原町駅前において、痴漢、盗撮被害防止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。
キャンペーンには防犯協会、ボランティア団体及び警察関係者等27人が参加し、全員が協力して、通行人に対して準備したチラシやグッズを配布しながら、痴漢、盗撮の被害防止を呼び掛けるとともに、事件認知(発生)時の警察への速やかな通報を依頼しました。
今回の取組みには、中学生防犯ボランティア「八軒中学校アルカス」の8名も参加し、通行人や地下鉄利用者に対して、熱心に痴漢、盗撮の被害防止を訴えました。
※ 痴漢、盗撮被害防止に向けた防犯キャンペーン
〇 各種犯罪の抑止に向けた安全・安心地域推進活動(防犯パトロール)の取組み
同防犯協会では、10月18日(水)、若林区内の町内会、社会福祉協議会、若林区役所及び若林警察署と連携し、48人が参加して各種犯罪の抑止に向けた町内の防犯パトロールを実施しました。
活動は約15人づつ3班に分かれ、若林区の南材木町小学校と八軒中学校の学区内を重点に、「安全安心街づくり」及び「特殊詐欺被害防止」を呼び掛ける横断幕とのぼり旗を掲出し、通行人に対してチラシを配布しながら街頭パトロールを実施しました。
また、同防犯協会では、「きれいな街には犯罪が起こりにくい」との理念から、パトロールに合わせた路上ごみの回収や落書き除去など、環境美化活動を積極的に推進しており、今回も犯罪のない安全・安心な地域社会の実現に向けて、関係機関、団体が連携して取り組んだものです。
※ 犯罪抑止に向けた防犯パトロール