1. 宮城県防犯協会連合会
  2. 2022 11月

活動内容

全国地域安全運動期間中における各地区防犯協会の取組状況(その12)

2022年11月11日

今年も10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されました。期間中、県内各地区の防犯協会連合会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を実施しました。

今回はそのうち、若林区防犯協会連合会七郷防犯・防災協会及び南材地区防犯協会の取組みについて紹介します。

〇 若林区防犯協会連合会七郷防犯・防災協会の取組み

若林区防犯協会連合会の七郷防犯・防災協会では、10月14日(金)、若林警察署、七郷地区町内会と連携し、女性部と防犯実働隊が中心となり、22人が参加してコープ荒井店において特殊詐欺被害抑止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。

活動では、事前に七郷地区の26町内会、約5,000世帯にキャンペーン実施の呼び掛けを行い、当日は店舗前に横断幕とのぼり旗を掲出し、来店者にチラシと防犯グッズを配布して特殊詐欺被害の抑止を訴えました。

今回は年金支給日に合わせて実施したものですが、荒井地区には東日本大震災で被災した多くの高齢者が、災害公営住宅等で生活していることから、こうした方々を重点に被害の防止を呼び掛けました。

キャンペーンは防犯協会の女性部員や町内会の人たちが対面で被害防止を呼び掛けたもので、チラシを受け取った高齢者から「自分は大丈夫と思っていたが、騙されないように注意したい」等の感想が聞かれるなど、有意義な活動となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

※  七郷防犯・防災協会の取組みの様子

 

〇 若林区防犯協会連合会南材地区防犯協会の取組み

若林区防犯協会連合会の南材地区防犯協会では、10月19日(水)、若林警察署、若林区役所、南材地区町内会及び弘進ゴム(株)と連携し、女性部と防犯指導隊が中心となり、63人が参加して各種犯罪の抑止に向けた町内の防犯パトロールを実施しました。

活動は約20人づつ3班に分かれ、特殊詐欺抑止を呼び掛ける横断幕とのぼり旗を掲出し、通行人に対して、チラシを配布しながら特殊詐欺被害抑止の留意点等について訴えたほか、「きれいな街には犯罪が起こりにくい」との理念から、路上ごみの回収を行うなど、環境美化活動を実施しました。

環境美化活動は、地元の八軒中学校の生徒ボランティア「アルカス」も積極的に取り組んでおり、南材地区防犯協会では、今後も犯罪抑止に向けて連携して取り組んでいくこととしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※  南材地区防犯協会の取組みの様子

大崎東部地区防犯協会連合会では高齢者を対象とした防犯講話等に参加  

2022年11月10日

大崎東部地区防犯協会連合会では、特殊詐欺被害防止に向けて、10月21日(金)に大崎市老人クラブ連合会が開催した防犯講話及び10月27日(木)に同市東町行政区が開催した勉強会に参加しました。 その様子について紹介します。

〇 大崎市老人クラブ連合会が開催した防犯講話に参加

大崎市老人クラブ連合会では、10月21日(金)、最近多発している特殊詐欺事件の実態を踏まえ、古川警察署の協力を得て、傘下の老人クラブに加入している高齢者80人を対象に、大崎市古川のイベントホールにおいて、特殊詐欺被害防止に向けた防犯講話を開催しました。

講話では、はじめに古川警察署の生活安全係長が特殊詐欺事件の発生状況や特徴等について説明したのち、特殊詐欺撃退電話の実機を示しながら、活用方法や被害防止に向けたアドバイスを行い、その後、同係長が犯人役、防犯協会職員が高齢者役を演じ、キャッシュカードのすり替えにより騙される様子を寸劇で再現して注意喚起したほか、警察本部が公開した犯人の実際の音声を紹介し、被害防止に向けての具体的な対応要領について説明しました。

参加した高齢者の方々は、特殊詐欺事件に対しての関心が高く、「今日聞いた話を仲間にも伝えたい」と話すなど、最新の情勢を確認することで、特殊詐欺被害防止に向けた認識を新たにしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 大崎市老人クラブ連合会が開催した防犯講話の様子

 

〇 大崎市古川東町行政区が開催した勉強会に協力

大崎市古川東町行政区では、10月27日(木)、最近多発している特殊詐欺事件の実態を踏まえ、被害防止の徹底を図る目的で、同行政区内に居住する高齢者12人を対象に、地区集会場において勉強会を開催しました。

勉強会では、はじめに特殊詐欺被害の発生状況や特徴をまとめたDVDを視聴したのち、行政区長が事前に古川警察署から指導を受けた被害防止に向けたアドバイス等について説明しました。

また、大崎東部地区防犯協会連合会では、特殊詐欺被害防止に向けて活用してもらうため、勉強会に合わせてチラシとグッズを提供しましたが、参加者から「最近の被害の特徴について説明されたので、頭を柔軟にして騙されないよう注意したい」との感想が聞かれました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※  大崎市古川東町行政区が開催した勉強会の様子

全国地域安全運動期間中における各地区防犯協会の取組状況(その11)

2022年11月09日

今年も10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されました。期間中、県内各地区の防犯協会連合会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を実施しました。

今回はそのうち、気仙沼地区防犯協会連合会北及び川内防犯協会の取組みについて紹介します。

〇 気仙沼地区防犯協会連合会北防犯協会の取組み

気仙沼地区防犯協会連合会の北防犯協会では、10月12日(水)、防犯用のステッカーを掲示した車両を活用し、各種犯罪の抑止に向けた防犯パトロールを実施しました。

活動では、ステッカーを掲示した車両1台に、防犯活動用のベストと腕章を着用した会員2人が乗車し、普段は人通りの少ない裏道を走行したり、金融機関や店舗の駐車場では、車両から降りて周辺の警戒を行うなど、いわゆる「見せる警戒」に重点を置いたパトロールを実施しました。

また、10月14日(金)の年金支給日には、気仙沼古町郵便局において、4人が参加して郵便局を利用する高齢者を重点に、チラシと防犯グッズを配布しながら、特殊詐欺被害の防止を呼び掛けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

※  北防犯協会の取組みの様子

 

〇 気仙沼地区防犯協会連合会川内防犯協会の取組み

気仙沼地区防犯協会連合会川内防犯協会(気仙沼市本吉町)では、10月15日(土)、防犯用のステッカーを掲示した車両を活用し、各種犯罪の抑止に向けた防犯パトロールを実施しました。

活動では、普段は仕事で使用している軽トラック3台にステッカーを掲示し、防犯活動用のベストを着用した会員が2人づつ乗車して「見せる警戒」に重点を置いたパトロールを実施しました。

また、集落や多目的ホールの前では、車両を停止させ、車から降りて地域安全運動用の「のぼり旗」を掲出したほか、周辺の警戒を行うなど、犯罪の抑止をアピールしました。

今回の北及び川内防犯協会による防犯パトロールは、地域における犯罪発生状況や人の密集度合等を踏まえて、警戒する経路や方法等の設定を行いましたが、住民からは「自分たちの地域の安全のために巡回してもらい、大変ありがたい」等の感想が聞かれ、各種犯罪の抑止に向けて有意義な活動となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※  川内防犯協会の取組みの様子

 

全国地域安全運動期間中における各地区防犯協会の取組状況(その10)

2022年11月08日

今年も10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されました。期間中、県内各地区の防犯協会連合会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を実施しました。

今回はそのうち、大崎東部地区防犯協会連合会三本木地域防犯協会、竹ノ内・大江向防犯協会、鹿島台地域防犯協会及び西古川防犯協会の取組みについて紹介します。

 

〇 大崎東部地区防犯協会連合会三本木地域防犯協会の取組み

大崎東部地区防犯協会連合会の三本木地域防犯協会では、10月17日(月)、古川警察署、大崎市三本木総合支所及びJA古川南部支店と連携し、同支店と三本木郵便局において、特殊詐欺被害抑止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。

活動ではそれぞれの店舗前に、特殊詐欺抑止を呼び掛ける横断幕とのぼり旗を掲出し、利用者及び通行人に対して、チラシとポケットティッシュを配布しながら特殊詐欺被害の現状について訴えたほか、「お金に絡む電話への冷静な対応」、「留守番電話や撃退機能付き電話機の有効活用」を呼び掛けました。

今回のキャンペーでは、古川警察署員が電話機の無料貸し出しや設置方法について説明しましたが、実際に自宅に電話機を設置した市民から「取り付けてから迷惑電話が来なくなった」との声が聞かれるなど、多くの市民が興味深く説明を聞いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

※  三本木地域防犯協会の取組みの様子

 

〇 大崎東部地区防犯協会連合会竹ノ内・大江向防犯協会の取組み

同防犯協会連合会の竹ノ内・大江向防犯協会では、10月17日(月)、古川警察署と連携し、薬王堂古川竹ノ内店及びヤマザワ古川バイパス店の協力を得て、両店舗前において、特殊詐欺被害抑止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。

活動では横断幕やのぼり旗を掲出し、参加者が店舗の利用者や通行人に対してチラシと防犯グッズを配布しながら特殊詐欺被害の現状について訴えたほか、「お金に絡む電話への冷静な対応」等を呼び掛けました。

今回のキャンペーンは、14日の年金支給日を踏まえ、ドラックストアやスーパーマーケットを利用した高齢者を重点に実施したもので、チラシやグッズを受け取った人たちからは、「自分は大丈夫と思っていたが、騙されないように注意したい」との感想が聞かれるなど、特殊詐欺被害抑止に向けて有意義な活動となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

※  竹ノ内・大江向防犯協会の取組みの様子

 

〇 大崎東部地区防犯協会連合会鹿島台地域防犯協会の取組み

同防犯協会連合会の鹿島台地域防犯協会では、10月18日(火)、古川警察署、大崎東部地区少年補導員協会及び大崎市鹿島台総合支所と連携し、JR鹿島台駅前とAコープ鹿島台店において、特殊詐欺被害及び子どもと女性の犯罪被害防止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。

活動では、それぞれの店舗前に特殊詐欺抑止を呼び掛ける横断幕とのぼり旗を掲出し、利用者及び通行人に対して、チラシとポケットティッシュを配布しながら、特殊詐欺被害防止と子どもと女性の犯罪被害防止を呼び掛けました。

今回のキャンペーでは、古川警察署員や少年補導員協会員が特殊詐欺撃退機能付き電話機の活用方法や女性を性犯罪から守るセルフディフェンス要領等について説明しましたが、話を聞いた市民から「犯罪から身を守るため、自分でできることは進んでやっていきたい」との声が聞かれるなど、興味深く説明を聞いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 鹿島台地域防犯協会の取組みの様子

 

〇 大崎東部地区防犯協会連合会西古川地区防犯協会の取組み

同防犯協会連合会の西古川地区防犯協会では、10月19日(水)、古川警察署、同地区の保護司、民生委員及び更生保護女性会と連携し、JR西古川駅前において、街頭犯罪及び特殊詐欺被害抑止に向けた防犯キャンペーンを実施したほか、青色回転灯付き防犯パトロール車(以下「青パト」)を活用して、西古川地区の防犯パトロールを行いました。

キャンペーンでは、街頭犯罪及び特殊詐欺被害抑止を訴える横断幕及びのぼり旗を掲出し、参加者が駅利用者に対してチラシと防犯グッズを配布しながら、犯罪の防止について呼び掛けたほか、防犯パトロールでは青パトの車載スピーカー活用し、警察署からの指導に基づき、街頭犯罪や特殊詐欺被害から身を守る際の留意点等について広報を行いました。

この日の活動には34人が参加しましたが、防犯協会の会員による呼び掛けに、チラシやグッズを受け取った人たちからは、「自分たちも安全安心な街づくりに積極的に協力していきたい」等の感想が聞かれ、各種犯罪の抑止に向けて有意義な活動となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※  西古川地区防犯協会の取組みの様子

全国地域安全運動期間中における各地区防犯協会の取組状況(その9)

2022年11月08日

今年も10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されました。期間中、県内各地区の防犯協会連合会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を実施しました。

今回はそのうち、若林区防犯協会連合会薬師堂防犯協会の取組みについて紹介します。

〇 若林区防犯協会連合会薬師堂防犯協会の取組み

若林区防犯協会連合会の薬師堂防犯協会では、10月19日(水)、若林区役所と連携し、女性部が中心となって高齢者宅を訪問し、特殊詐欺被害抑止に向けた防犯広報を実施しました。

活動では 事前に女性部の会員が各世帯ごとに配布するチラシと防犯グッズの袋詰めを行い、訪問した高齢者宅では安否確認を兼ねながら、特殊詐欺被害の現状について説明し、お金に絡む電話への冷静な対応等を呼び掛けました。

今回のキャンペーンは、防犯協会の女性部員が高齢者宅を訪問し、対面で被害防止を呼び掛けたもので、「自分は大丈夫と思っていたが、騙されないように注意したい」等の感想が聞かれるなど、特殊詐欺被害抑止はもとより、高齢者の近況確認にも有効な活動となったことから、今後も継続的に実施していくことを確認しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

※  薬師堂防犯協会の取組みの様子

 

 

全国地域安全運動期間中における各地区防犯協会の取組状況(その8)

2022年11月08日

今年も10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されました。期間中、県内各地区の防犯協会連合会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を実施しました。

今回はそのうち、仙台北地区防犯協会連合会八幡・国見・貝ケ森地区、作並地区、宮町地区及び桜ケ丘地区の各防犯協会の取組みについて紹介します。

〇 仙台北地区防犯協会連合会八幡・国見・貝ケ森地区の各防犯協会の取組み

仙台北地区防犯協会連合会の八幡・国見・貝ケ森地区防犯協会では、10月11日(火)、夜間における犯罪防止に向けた防犯パトロールを実施しました。

活動では、参加者が揃いのジャンパーを着用し、通行人に対して明るい場所の通行や早期帰宅を促したほか、コンビニエンスストアやスーパーマーケットに立ち寄り、店の管理者や買い物客に夜間における防犯体制の強化等について要請を行いました。

この日の活動には21人が参加しましたが、防犯協会の会員による呼び掛けに、住民からは「夜間にこうしたパトロールを実施してもらえることは、安全安心な街づくりをアピールする上で、とてもありがたい」等の感想が聞かれ、各種犯罪の抑止に向けて有意義な活動となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※  八幡・国見・貝ケ森地区の各防犯協会の取組みの様子

 

〇 仙台北地区防犯協会連合会作並地区防犯協会の取組み

仙台北地区防犯協会連合会の作並地区防犯協会では、10月14日(金)及び16日(日)、仙台北警察署と連携し、作並郵便局、熊ヶ根郵便局及び湯のまち作並観光交流館「ラサンタ」において、特殊詐欺被害抑止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。

活動では、それぞれ特殊詐欺被害抑止を訴える「のぼり旗」を掲出し、参加者が来所、来館者に対して、チラシと防犯グッズを配布しながら、特殊詐欺被害の防止を呼び掛けました。

また、14日(金)のキャンペーンは年金支給日に合わせ、金融機関(郵便局)を利用した高齢者を重点に実施したもので、チラシやグッズを受け取った人たちからは、「自分は大丈夫だと思っていましたが、しっかり注意してやっていきます」との感想が聞かれるなど、特殊詐欺被害抑止に向けて有意義な活動となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※  作並地区防犯協会の取組みの様子

 

〇 仙台北地区防犯協会連合会宮町地区防犯協会の取組み

仙台北地区防犯協会連合会の宮町地区防犯協会では、10月18日(火)、仙台北警察署及びセキスイハイム東北仙台支店と連携し、宮町地区の主要交差点3か所において、特殊詐欺被害及び街頭犯罪防止に向けた防犯キャンペーンを実施したほか、青色回転灯付き防犯パトロール車(以下「青パト」)を活用して、宮町通りの防犯パトロールを行いました。

主要交差点での活動では、特殊詐欺被害抑止を訴える「のぼり旗」を掲出し、参加者が通行人に対してチラシと防犯グッズを配布しながら、特殊詐欺被害の防止について呼び掛けたほか、防犯パトロールでは青パトの車載スピーカーを活用し、警察署からの指導に基づき、街頭犯罪から身を守る際の留意点等について広報を行いました。

この日の活動には30人が参加しましたが、防犯協会の会員による呼び掛けに、チラシやグッズを受け取った人たちからは、「自分たちも安全安心な街づくりに協力していきたい」等の感想が聞かれ、各種犯罪の抑止に向けて有意義な活動となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※  宮町地区防犯協会の取組みの様子

 

 

〇 仙台北地区防犯協会連合会桜ケ丘地区防犯協会の取組み

仙台北地区防犯協会の桜ケ丘地区防犯協会では、10月18日(火)、仙台北警察署及び大学生ボランティアと連携し、宮城学院女子大学正門前において、性犯罪被害防止等に向けた防犯キャンペーンを実施しました。

活動では、全国地域安全運動の啓発用横断幕や性犯罪防止を呼び掛ける「のぼり旗」を掲出し、同大学の学生に対してチラシと防犯グッズを配布しながら、女性が被害に遭う犯罪の現状について説明し、痴漢被害等性的犯罪被害に遭わないための注意点について訴えました。

今回の取組みには、「Team  ZERO」として活動している東北福祉大学の学生ボランティアが参加しましたが、ボランティアの大学生は「今後も同年代の女子大学生に積極的に働きかけを行い、性犯罪の被害防止に貢献したい」と話すなど、こうした活動への積極的な参加を申し出ていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 桜ケ丘地区防犯協会の取組みの様子

 

 

全国地域安全運動期間中における各地区防犯協会の取組状況(その7)

2022年11月01日

今年も10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されました。期間中、県内各地区の防犯協会連合会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を実施しました。

今回はそのうち、仙台東地区、大崎東部地区及び気仙沼地区の各防犯協会連合会の取組みについて紹介します。

〇 仙台東地区防犯協会連合会の取組み

仙台東地区防犯協会連合会では、10月16日(日)、仙台東警察署、仙台東少年補導員協会及び東北学院大学の学生ボランティア「ポラリス宮城」等と連携し、宮城野区榴岡公園において開催された「第32回みやぎのまつり」の会場において、各種犯罪の未然防止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。

活動には37人が参加し、警察ブースにパトカーや白バイを展示して来場者の記念撮影に応じたほか、参加者がチラシと防犯グッズを配布しながら特殊詐欺被害防止、薬物乱用防止及び少年の健全育成の推進等を呼び掛けました。

「みやぎのまつり」には約2万人の来場者があり、活動ではその方々に犯罪の未然防止を直接を訴えることができたほか、防犯協会の日頃の取組みを理解してもらう有意義な活動となりました。

また、仙台東地区防犯協会連合会では、仙台東警察署が花王ロジスティクス(株)仙台センターとの間で「安全安心のための見守り活動に関する協定」を締結するに当たり、協定の目的である「地域住民を犯罪被害、交通事故から守る広報活動」が効果的に推進できるよう、10月19日(水)、同警察署で開催された締結式において、活動に使用する車両に掲示するマグネットプレートを寄贈しました。

同署及び同社の関係者はマグネットプレートの提供に感謝し、「子供、女性に対する犯罪が減少するよう、見守り活動を続けます」と決意を新たにしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 写真は仙台東地区防犯協会連合会の取組みの様子

 

〇 大崎東部地区防犯協会連合会の取組み

大崎東部地区防犯協会連合会では、10月14日(金)、古川警察署、大崎市、大崎東部地区少年補導員協会及び大崎市立古川東中学校と連携し、イオン古川店の協力を得て、店舗前において、特殊詐欺被害及びインターネット犯罪防止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。

活動では特殊詐欺被害抑止及びインターネット安全利用の合言葉「じょいふる」の横断幕を掲出し、総勢53人の参加者が店舗の利用者や通行人に対して、チラシと防犯グッズを配布しながら、特殊詐欺被害やインターネット犯罪の防止を呼び掛けました。

この取組みには、大崎市立古川東中学校の生徒及び教職員30人が参加しましたが、中学生の笑顔によるはつらつとした呼び掛けに、チラシやグッズを受け取った人たちからは、「孫の世代の子どもたちも心配しているので、しっかり注意してやっていきたい」等の感想が聞かれ、各種犯罪の抑止に向けて有意義な活動となりました。

同じ14日(金)、同防犯協会連合会の田尻地区防犯協会では、古川警察署及び大崎市と連携し、JA新みやぎ田尻支店の協力を得て、店舗前において、特殊詐欺被害に向けた防犯キャンペーンを実施しました。

活動では店舗正面に横断幕を掲出し、参加者が店舗の利用者や通行人に対してチラシと防犯グッズを配布しながら特殊詐欺被害の現状について直接訴えたほか、「特殊詐欺撃退機能付き電話機」の実機を展示して、無料貸し出しや設置方法について説明しました。

今回のキャンペーンは年金支給日に合わせ、金融機関(JA)を利用した高齢者を重点に実施したもので、チラシやグッズを受け取った人たちからは、「実際の電話機を見ながら説明を受けるなど、防犯が身近に感じられました」との感想が聞かれるなど、特殊詐欺被害抑止に向けて有意義な活動となりました。

また、16日(日)、大崎東部地区防犯協会連合会では、古川警察署、大崎市及び大崎市防犯実働隊三本木分会と連携し、大崎市三本木において開催された「オータムフェスティバルin三本木」の会場において、各種犯罪の未然防止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。

活動では会場内に横断幕を掲出し、18人が揃いのベストを着用して特殊詐欺被害防止等を呼び掛けるチラシと防犯グッズを配布しながら、会場内を巡回しましたが、会場を訪れた多くの来場者は、地元の防犯協会有志の犯罪抑止に向けた地道な声掛けに、感謝の意思を表していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 写真は大崎東部地区防犯協会連合会の取組みの様子

 

〇 気仙沼市立九条小学校の取組み

気仙沼市立九条小学校では、10月14日(金)、気仙沼警察署、気仙沼地区少年補導員協会と連携し、同小学校体育館において、不審者対応に向けての防犯教室を開催しました。

防犯教室では、県防犯協会連合会が防犯教育に活用するため管理しているDVD「危険な目にあわないぞ!ナナミパパの青空防犯教室」を視聴したのち、警察官から小学生向けの防犯標語「いかのおすし」と「まけないよ」について説明がありました。

その後、警察官と少年補導員協会員のロールプレイング方式による不審者対応訓練が行われましたが、訓練を終えた高学年の児童代表は「犯罪の被害に遭わないよう、生活のルールを守り、低学年の手本になります」と決意を新たにしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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