1. 宮城県防犯協会連合会
  2. 2022 10月 27

活動内容

全国地域安全運動期間中における各地区防犯協会の取組状況(その5)

2022年10月27日

今年も10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されました。期間中、県内各地区の防犯協会連合会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を実施しました。

今回はそのうち、仙台北地区、大崎東部地区、気仙沼地区及び登米地区の各防犯協会連合会の取組みについて紹介します。

〇 仙台北地区防犯協会連合会の取組み

仙台北地区防犯協会連合会の愛子地区防犯協会では、10月14日(金)、仙台北警察署と連携し、七十七銀行宮城町支店、大沢郵便局、みやぎ台簡易郵便局及びみやぎ生協愛子店の協力を得て、それぞれの店舗前において、11人が参加して特殊詐欺被害抑止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。

活動では「のぼり旗」を掲出し、参加者が店舗の利用者や通行人に対し、チラシと防犯グッズを配布しながら特殊詐欺被害の現状について直接訴えたほか、「お金に絡む電話への冷静な対応」、「留守番電話や撃退機能付き電話機の有効活用」等を呼び掛けました。

今回のキャンペーンは年金支給日に合わせて実施したもので、銀行やスーパーマーケットを利用した高齢者からは、「自分は大丈夫と思っていたが、騙されないように注意したい」「留守番電話が被害防止に有効であることを知った」等の感想が聞かれるなど、特殊詐欺被害抑止に向けて有意義な活動となりました。

 

 

 

 

 

※ 写真左は七十七銀行宮城町支店、中は大沢郵便局、右はみやぎ生協愛子支店での活動の様子

 

〇 大崎東部地区防犯協会連合会の取組み

大崎東部地区防犯協会連合会では、10月13日(木)、古川運転免許センターの協力を得て、3人が参加して特殊詐欺被害抑止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。

活動では参加者が運転免許証の更新手続きに訪れた利用者に対し、チラシとポケットティッシュを配布しながら特殊詐欺被害の現状について直接訴えたほか、「お金に絡む電話への冷静な対応」、「留守番電話や撃退機能付き電話機の有効活用」等を呼び掛けました。

今回のキャンペーンは、連日、多くの利用者が訪れる運転免許センターで実施したもので、高齢者の来訪も多く、特殊詐欺被害抑止に向けた広報の効果は大きいものでした。

また、同連合会では10月13日(木)、七十七銀行古川支店が古川警察署とともに実施した強盗対応訓練を視察し、銀行強盗事件発生時の犯人への対応、非常通報装置の早期活用、カラーボールの活用方法等について、銀行員とともに、警察官から指導を受けました。

金融機関を狙った強盗事件は未だ全国で発生しており、常に適切な備えが必要であることから、今後の防犯広報を行っていくうえで、防犯協会員にとっても有意義な訓練となりなした。

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 写真左は古川運転免許センターの広報活動、右は七十七銀行古川支店の強盗訓練の様子

 

〇 気仙沼地区防犯協会連合会の取組み

気仙沼地区防犯協会連合会の唐桑地区防犯協会では、10月14日(金)、気仙沼警察署と連携し、唐桑郵便局、セブンイレブン唐桑宿店及びローソン唐桑宿店の協力を得て、それぞれの店舗駐車場において、20人が参加して特殊詐欺被害抑止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。

活動では各店舗の前に「のぼり」を掲出し、気仙沼警察署員から参加者に対して特殊詐欺被害の現状について説明があったのち、店舗の利用者や通行人に対し、チラシと防犯グッズを配布しながら「お金に絡む電話への冷静な対応」、「留守番電話や撃退機能付き電話機の有効活用」等を呼び掛けました。

今回のキャンペーンは、他の地区と同様、年金支給日に合わせて金融機関やコンビニエンスストアを利用する高齢者を重点に実施したもので、利用者からは、「お金に関する電話には特に注意したい」等の感想が聞かれるなど、特殊詐欺被害抑止に向けて有意義な活動となりました。

また、同連合会では10月11日(火)、セブンイレブン気仙沼大橋店が気仙沼警察署と連携して実施した特殊詐欺未然阻止訓練を視察しました。

訓練は店長のみがシナリオを知るハーフブラインド方式で、「犯人役の署員が架空料金請求詐欺による電子マネーの購入のために店舗を訪れる」との想定で実施しましたが、事情を知らずに対応した店員は犯人役の不審点を見破り、電子マネーの購入を阻止することができました。

特殊詐欺事案は県内でも連日で発生しており、常に冷静な対応が求められることから、今後、防犯広報を行っていくうえで、防犯協会員にとっても有意義な訓練となりなした。

 

 

 

 

 

※写真左は唐桑郵便局、中はセブンイレブン唐桑宿店、右はローソン唐桑宿店での活動の様子

 

〇 登米地区防犯協会連合会の取組み

登米地区防犯協会連合会では、10月12日(水)、登米警察署及び防犯ボランティア「登米町わらすこかたり隊」と連携し、14人が参加して登米小学校の通学路において見守り活動を実施しました。

活動は通学路における児童の安全確保を目的に実施されたもので、参加した団体がそれぞれ通学路に「のぼり旗」を設置して、積極的に挨拶や声がけを行いました。

この活動に対し、登米小学校及び児童の保護者等から、「こうした活動のお陰で、子供たちが安心して通学できる」との感謝の言葉をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 写真は登米小学校での見守り活動の様子

全国地域安全運動期間中における各地区防犯協会の取組状況(その4)

2022年10月27日

今年も10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されました。期間中、県内各地区の防犯協会連合会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を実施しました。

今回はそのうち、遠田地区防犯協会連合会の取組みについて紹介します。

〇 遠田地区防犯協会連合会が防犯パトロールを実施

遠田地区防犯協会連合会では、全国地域安全運動期間の初日である10月11日(火)、涌谷町、美里町、遠田地区金融防犯連絡協議会、遠田地区少年補導員協会、遠田地区万引き防止対策協議会及び遠田警察署と連携し、青色回転灯付き防犯パトロール車(以下「青パト」)を活用して、涌谷町及び美里町内の防犯パトロールを実施しました。

パトロールに先立ち、遠田警察署で開催された出動式では、遠田地区防犯協会連合会長である涌谷町長が挨拶し、全国運動の重点である特殊詐欺被害防止、子供と女性の犯罪被害防止を呼びかけ、その後、参加者全員でパトロールに出発する青パトや警察車両を見送りました。

パトロールでは青パトや警察車両を活用し、涌谷及び美里町民に対して、社会的に弱い立場にある高齢者、子供、女性が被害者となる犯罪の未然防止等、安全で安心な地域社会の実現に向けた防犯広報を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 写真左は防犯協会連合会長(涌谷町長)の挨拶、右は出動式の様子

 

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