気仙沼地区防犯協会連合会の唐桑町南部防犯協会では、夏の地域安全運動期間(7月15日~8月25日)中、地域住民と連携し、特殊詐欺被害抑止に向けた広報活動及び通学路や観光地における防犯パトロールを実施しました。その取組みについて紹介します。
〇 小学校周辺において防犯パトロールを実施
気仙沼市唐桑町南部防犯協会では、夏の地域安全運動期間初日の7月15日(金)、5人が参加して、唐桑小学校周辺において、児童の下校時間に合わせた防犯パトロール(声がけ活動)を実施しました。
活動では翌日からの夏休みを控え、下校する児童一人ひとりに、夏休み期間中における交通事故や水難事故の防止を呼びかけました。
※ 防犯パトロール(声がけ活動)の様子
〇 観光地において防犯パトロールを実施
唐桑町南部防犯協会では、夏の地域安全運動期間中の7月30日(土)、気仙沼警察署と連携し、20人が参加して唐桑半島にある巨釜半造、御崎等の観光地を重点に防犯パトロール(声がけ活動)を実施しました。
活動に先立ち、唐桑駐在所員から声がけ時の留意点等について指導があり、その後、車両に分乗して目的地に向かいましたが、すでに夏休み期間に入っていたため、各観光地には県外ナンバーの車両も確認でき、参加者は県外からの来訪者に、災害や交通事故の発生が懸念される危険個所等に関する情報提供を行いました。
※ 防犯パトロール(声がけ活動)の様子
〇 特殊詐欺被害抑止に向けた広報啓発活動を実施
唐桑町南部防犯協会では、夏の地域安全運動期間中の8月15日(月)、気仙沼警察署と連携し、20人が参加して地区内にある唐桑郵便局、気仙沼漁協唐桑支所及びATM設置のローソン唐桑店等、金融機関5か所の協力を得て、各店舗の店頭及び駐車場において、特殊詐欺被害防止に向けて広報啓発活動を実施しました。
今回の活動は、コロナ感染症対策を考慮し、チラシの配布は行いませんでしたが、はじめに唐桑駐在所員から特殊詐欺被害の現状や呼び掛けの重点等について話があり、参加者はその指導に基づいて店舗の利用者に対して「お金に絡む電話への応答拒否」等を呼び掛けました。
※ 広報啓発活動の様子