気仙沼地区防犯協会連合会の津谷防犯協会では、8月13日(土)、3人が参加して信用金庫の店頭及び駐車場において、特殊詐欺被害抑止に向けた広報啓発活動を実施しました。この取組みは4月及び6月に続くものですが、その内容について紹介します。
〇 津谷防犯協会が特殊詐欺被害抑止に向けた広報啓発活動を実施
気仙沼地区防犯協会連合会の津谷防犯協会では、夏の地域安全運動期間中の8月13日(土)、気仙沼信用金庫津谷支店の協力を得て、3人が参加して店頭及び駐車場において、特殊詐欺被害抑止に向けた広報啓発活動を実施しました。
津谷防犯協会の特殊詐欺被害抑止に向けた広報啓発活動は4月15日(金)、6月15日(水)に続き、今年度3回目となりますが、これまで同様、信用金庫の利用者に対し、チラシと防犯グッズ(メッシュスポンジ)を配布しながら「お金に絡む電話への応答拒否」「留守番電話や撃退機能付き電話機の有効活用」等を呼び掛けました。
今回の活動は年金支給日に合わせて実施したもので、口座から現金を引き出したばかりの高齢者に対して、特殊詐欺被害の現状や実態及び被害の深刻さを直接訴えることができ、被害の抑止に向けて有意義な活動となりました。
〇 写真 左は活動の様子、右は配布したチラシ
(公社)宮城県防犯協会連合会と宮城県警察本部では、令和4年度「防犯作文、防犯ポスター審査会」を開催しました。その概要を紹介します。
〇 全国の防犯協会や警察では、例年10月11日を「安全安心まちづくりの日」に指定し、同月11日から20日までの10日間、「全国地域安全運動」を展開していますが、この運動に合わせ、(公社)宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)と宮城県警察本部(以下「警察本部」)では、地域社会における防犯意識の啓発を目的に、小学校、中学校及び高等学校の児童、生徒から防犯作文と防犯ポスターを募集し、青少年の健全育成と地域安全思想の浸透を広く県民に訴えています。
今年度は防犯作文は小学校と中学校から合計4作品、防犯ポスターは小学校、中学校及び高等学校から各地区の審査を通過した合計71作品の応募があり、8月23日(火)、警察本部において審査会を開催(作文は審査員に事前に作品を提供して書面審査)し、作文は最優秀作品に小学校及び中学校の部から各1点、ポスターは小学校、中学校及び高等学校の部から、それぞれ最優秀、優秀、佳作の作品を選出しました。
審査は防犯作文については、部外審査員の仙台市教育センター指導主事 畠山暢世氏、主催者側の県防連専務理事、警察本部生活安全企画課長等8人によって行われ、小学校の部では嶋田大雅さん、中学校の部では郷内真海さんの作品が最優秀に選ばれました。また、中学校の部から2作品が優秀作品に選ばれました。
また、防犯ポスターについては、部外審査員の東北生活文化大学講師 佐々木晃氏、主催者側の県防連会長、警察本部生活安全部長等15人によって行われ、小学校の部では新田結以さん、中学校の部では濱田樹里さん、高等学校の部では斑目春菜さんの作品が、それぞれ最優秀に選ばれました。その他、小学校の部から5作品、中学校の部から9作品、高等学校の部から9作品が優秀作品に、また、小学校の部から3作品、中学校の部から8作品、高等学校の部から11作品が佳作に選ばれました。
防犯ポスターの審査終了後、 佐々木講師と生活安全部長から講評があり、両氏から「いずれの作品も力作ぞろいで、優秀作品を選考するのに苦労しました」との話がありました。
最優秀に選ばれた作文とポスターは県防連ホームページ及び広報誌「防犯みやぎ」に掲載されるほか、ポスターは防犯広報用ポスターやカレンダーに活用される予定です。
〇 写真は左から作品と県防連事務局員、県防連会長挨拶、部外審査員挨拶
〇 写真はポスター審査の様子
宮城県風俗環境浄化協会(以下「県風俗環境浄化協会」)では、8月29日(月)、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下「風営適正化法」)の規定に基づき、気仙沼市において風俗営業管理者10人が出席し、今年度2回目となる風俗営業管理者講習会(以下「管理者講習会」)を開催しました。その内容について紹介します。
〇 宮城県風俗環境浄化協会が風俗営業管理者講習会を開催
宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)は風営適正化法の規定に基づき、宮城県公安委員会から風俗環境浄化協会の指定を受け、風俗環境の浄化並びに健全育成に向けた事業を行っていますが、8月29日(月)、気仙沼市の気仙沼中央公民館において、今年度2回目となる管理者講習会を開催しました。
管理者講習会には気仙沼市及び南三陸町で風俗営業を営む事業所の管理者10人が出席し、はじめに県風俗環境浄化協会(県防連)の専務理事が風俗営業管理者制度の概要について説明したのち、宮城県警察本部生活安全企画課、宮城県暴力団追放推進センター及び県風俗環境浄化協会の担当者がそれぞれ「適切な風俗営業について」「暴力団の壊滅に向けて」「管理者業務の実施要領について」と題して講義を行いました。
風俗営業所の管理者は風営適正化法の規定により、概ね3年に1回、管理者講習を受講することが義務付けられており、出席者は風俗営業を取り巻く最新の情勢や留意事項を知ることで 健全営業に向けた認識を新たにしていました。
なお、県風俗環境浄化協会では本年度、県内で7回の管理者講習を計画しており、9月以降、仙台市(2回)、石巻市(2回)及び大崎市で開催する予定です。
管理者講習会に関するお問い合わせは、県風俗環境浄化協会(県防連、TEL022-355-7401)までお願いします。
〇 写真上段は管理者の皆さんの受講の様子、下段は講師の講義の様子