気仙沼地区防犯協会連合会の気仙沼市西中央防犯協会では、7月24日(日)、震災復興地区を重点に防犯パトロールを実施しました。その取組みについて紹介します。
〇 気仙沼市西中央防犯協会が震災復興地区を重点に防犯パトロールを実施
気仙沼地区防犯協会連合会の気仙沼市西中央防犯協会では、夏の地域安全運動期間中の7月24日(日)、19人が参加して東日本大震災での津波被害を受け、その後復興が進んでいる気仙沼市本郷及び南郷地区を重点に、青色回転灯付き防犯パトロール車(以下「青パト」)を活用した防犯パトロールを実施しました。
この地区は震災後、災害公営住宅や公園等が整備されるなど、新たなコミュニティが形成され、人や車の流れが変化して地域住民の治安に対する関心が高まるなか、公園や商業施設の周辺では車両を停止させて子供たちの見守り活動を行ったほか、道行人に交通安全や特殊詐欺防止を呼び掛けるなど、防犯意識の啓発に努めました。
夏休み期間中であったため、子供たちを連れた多くの住民が集まっており、青パトによる効果的な広報活動を実施することができました。
気仙沼市西中央防犯協会の活動の様子
仙台市若林区の南材地区防犯協会では、7月15日(金)、若林警察署及び若林区役所と連携し、13人が参加して銀行、スーパーマーケット、コンビニエンスストアの駐車場において、特殊詐欺被害抑止に向けた広報啓発活動を実施しました。この取組みは6月に続くものですが、その内容について紹介します。
〇 南材地区防犯協会が特殊詐欺被害抑止に向けた広報啓発活動を実施
仙台市若林区南材地区防犯協会では、7月15日(金)、若林警察署及び若林区役所と連携し、七十七銀行河原町支店、ワコー河原町店及びファミリーマート河原町店の協力を得て、合計で13人が参加して、それぞれの店舗駐車場において、のぼりを掲出して特殊詐欺被害抑止に向けた広報啓発活動を実施しました。
この活動は6月15日(水)に続き、今年度2回目となりますが、前回同様、若林区役所職員の挨拶、若林警察署員の「特殊詐欺撃退電話設置の際の費用助成制度」の説明に続き、参加者が銀行やコンビニエンスストア利用者に対し、チラシと防犯グッズを配布しながら「お金に絡む電話への応答拒否」「留守番電話や撃退機能付き電話機の有効活用」等を呼び掛けました。
当日は雨天にもかかわらず、多くの市民がチラシの受領に応じ、中には特殊詐欺の実態と被害の深刻さに危機感を持った高齢者が、警察署の担当者に撃退機能付き電話機の設置手続きについて質問するなど、特殊詐欺被害の抑止に向けて有意義な活動となりました。
写真左から 七十七銀行河原町支店前、ワコー河原町支店前、ファミリーマート河原町支店前
若林区防犯協会連合会の六郷地区防犯協会では、6月4日(土)、町内会と協力し、管内の沖野小学校の通学路を重点に防犯パトロール及び見守り活動を実施しました。その取組みについて紹介します。
〇 六郷地区防犯協会が通学路において防犯パトロール等を実施
仙台市若林区防犯協会連合会の六郷地区防犯協会では、6月4日(土)、六郷地区沢田町内会の協力を得て、管内の沖野小学校の通学路を重点に、下校時間に合わせて青色回転灯付き防犯パトロール車(以下「青パト」)を活用した防犯パトロールを実施しました。
小学校周辺では車両を停止させて、下校する児童に交通安全を呼び掛けたほか、通学路上に設置されているごみ集積所を点検し、不審物件の有無や廃棄ルールの遵守状況を確認するなど、犯罪抑止に向けた環境整備を行いました。
六郷地区防犯協会では、前月も管内の小中学校の通学路において同様の活動を実施しており、付近の住民や児童生徒の青パトに対する認知度が高いことから、防犯協会関係者は今後も地域と連携し、青少年の健全育成に向けた活動を継続していくと話しています。
見守り活動とごみ集積所点検の様子
関係者各位
(公社)宮城県防犯協会連合会は、
令和4年8月11日(木)から8月16日(火)の間
お盆休暇のため、事務局の業務を休業します。
よろしくお願いいたします。
(公社)宮城県防犯協会連合会 専務理事