気仙沼地区防犯協会連合会傘下の面瀬地区、唐桑町南部、北区及び川内の各防犯協会は、春の地域安全運動期間中、見守り活動、防犯パトロール、特殊詐欺被害防止キャンペーン等に取り組みました。その概要は次のとおりです。
〇 面瀬地区防犯協会が見守り活動、防犯パトロールを実施
面瀬地区防犯協会は4月28日(木)、7人が参加して面瀬地区内の面瀬小学校、同中学校の登下校時間にあわせて児童等に対する見守り活動を行いました。また、地域住民が利用する公園では、広報車を運用して犯罪の被害防止などを呼び掛けました。
〇 唐桑町南部防犯協会が特殊詐欺被害防止のキャンペーン、見守り活動を実施
唐桑町南部防犯協会は4月15日(金)、地区内にあるATM設置のコンビニのほか、郵便局、漁協組合唐桑支所等金融機関5か所に23人が参加して、特殊詐欺被害防止を呼び掛けるキャンペーンに取り組みました。また、同日、6人が参加して、唐桑及び中井の各小学校の下校時間に合わせた見守り活動を行いました。
〇 北防犯協会が見守り活動、地域防犯パトロールを実施
北防犯協会は4月12日(火)から28日(木)の午後、連日5人前後が参加して、気仙沼小学校の通学路において、横断歩道の渡り方、信号機の見方、車とのすれ違い時の注意点などについて指導しました。この取組みでは、警察署員と連携しながら行いました。また、5月14日(土)、広報車1台を運用して新町、福美町、滝の入、館山、本町、化粧坂、古町などを巡回し、犯罪被害の防止などを呼び掛けました。
〇 川内防犯協会がパトロールを実施
川内防犯協会は4月24日(日)午後、9人が参加して本吉町上川内から下川内地域内の防犯広報や防犯パトロールを行いました。この取組では、3台の広報車に乗車して空き巣等侵入犯罪被害防止、特殊詐欺被害防止等を呼び掛けたほか、不審者(車)等に対する警戒を行いました。
大崎東部地区防犯協会連合会は5月10日(火)午前、古川警察署生活安全課と連携しながら、大崎市鹿島台姥ヶ沢行政区の高齢者26人に「防犯出前講座」を実施しました。この講座は、鹿島台姥ヶ沢住宅集会所で行われました。大崎東部地区防連では、特殊詐欺被害に遭わないようにと4月下旬、鹿島台行政区長会に広報の実施を呼び掛けたところ、同行政区長会から講話の申し入れがあったものです。「防犯出前講座」では、警察署員が特殊詐欺の手口、犯行状況、特殊詐欺電話撃退装置の有効性などを説明するとともに被害防止についてアドバイスを行いました。参加者からは「不審な電話があった場合、「あわてず、急がず、まず相談」を実践しなければ」などの声が聞かれ、有意義な取組となったようです。
(公社)宮城県防犯協会連合会は、5月9日(月)午後1時30分から、宮城県多賀城分庁舎会議室において、理事10名中7名、監事3名が出席して「令和4年度第1回理事会」を開催しました。冒頭、姉歯和郎会長から挨拶があり、その後に提案された3議案の審議が行われました。提案された議案は、第1号議案「令和3年度事業報告並びに収支決算について」、第2号議案「理事・監事候補者の承認について」、第3号議案「通常総会の招集について」で、審議の結果全て原案どおり承認されました。なお、令和4年度通常総会は、5月30日(月)午後2時から「ホテル白萩」において開催され、その後に臨時理事会を開催して専務理事を選任することにしています。
大崎東部地区防犯協会連合会は、4月25日(月)、大崎市古川宮沢地区公民館が主催して開催された「宮沢おもしろ塾」に大崎市防災安全課、古川警察署などとともに参加しました。この取組みは、少年教育を目的に年4回行われているもので、大型連休を前に、宮沢地区児童28人、関係機関から20人など約50人が参加しました。今回は、交通安全教室と防犯教室が行われ、交通安全教室ではほとんどの児童が利用するスクールバスの乗車ルールを、防犯教室では、子供たちが連れ去り被害に遭わないための合言葉である「いかのおすし」などについて、それぞれ学びました。
岩沼地区防犯協会連合会傘下の館腰防犯協会は4月17日(日)、隊員60人が参加して特殊詐欺被害防止に向けたチラシの各戸配布活動に取り組みました。この取組みは、春の地域安全運動の一環として行われたもので、館腰地区内の3600世帯に対して配りました。
大崎東部地区防犯協会連合などは4月21日(木)、栗原市の小学1年生男児がため池に転落死した事故を受け大貫小学校区のため池3か所に対する安全点検を行いました。この取組みには、田尻地域防犯協会、大崎東部地区少年補導員協会、大貫小学校教職員、同PTA、大崎市農林振興課、同田尻総合支所、同教育委員会、古川警察署から20人が参加しました。安全点検では、侵入防止柵の有無や注意を喚起する看板の設置状況について確認しました。この安全点検の参加者からは、「こうした関係団体の連携活動は少なかった。今後、防犯や少年健全育成にも連携を深めていきたい」などの声が聞かれました。
気仙沼地区防犯協会連合は、気仙沼警察署と連携しながら「春の地域安全運動」に取り組みました。「春の地域安全運動」は、4月15日から5月14日までの1か月間、「安全で安心できるまちづくり活動の推進」などを運動の重点として取り組み、メディアの協力を得ながら広報活動や不審者対応訓練、防犯教室などを行いました。
〇 地元ケーブルテレビ局での放映に向けた広報動画の制作
4月15日(金)、地元のケーブルテレビ局である「K-NET」の協力を得て、「子供と女性の犯罪被害防止」「特殊詐欺被害防止」について防犯広報するため動画撮影を行いました。この動画は運動期間中4回にわたって放映されることになっています。
〇 県立支援学校で不審者対応訓練などを実施
4月22日(金)、県立気仙沼支援学校で、児童生徒、教職員を対象に不審者対応訓練を行い教職員による対応の仕方や児童生徒の避難誘導などについて学びました。その後、子供たちが連れ去り被害に遭わないための合言葉「いかのおすし」などの防犯教室を行いました。
〇 地元新聞に特殊詐欺電話撃退装置について掲載
4月25日(月)、(株)三陸新報社の協力を得て、気仙沼警察署で実施している特殊詐欺電話撃退装置の無償貸出制度について、広報していただきました。この内容については、4月25日付けの朝刊に掲載されました。この取組みには、南三陸地区防犯協会や南三陸警察署も参加しました。
〇 技能実習生に防犯講話を実施
4月26日(火)、今年3月末に入国したインドネシア人技能実習生16人に対し、各種犯罪の被害に遭わないために注意することや110番のかけ方、災害発生時の避難の方法などについて、防犯講話を行いました。
大崎東部地区防犯協会連合会は4月20日(水)午前、大崎市立西古川小学校において不審者対応訓練及び「防犯教室」を行いました。この取組みには西古川小学校の教職員や生徒、古川警察署生活安全課から約90人が参加しました。不審者対応訓練では、校舎内に凶器を持った男が侵入したという想定で行い、教職員の対応方法や児童生徒の避難要領等について学びました。その後、「防犯教室」が行われ、警察署職員から「いかのおすし」(※)についての説明などがありました。
(※)「いかのおすし」
「いか」:知らない人について(いか)ない、「の」:知らない人の車に(の)らない、「お」:助けてと(お)お声をあげる、「す」:(す)ぐに逃げる、「し」:周囲の大人に(し)らせる
若林区防犯協会連合会傘下の六丁の目防犯協会は、今年の1月、2月及び3月中13回にわたって、青パトによる六丁の目地区内の防犯パトロールに取り組んだほか、荒井小学校生徒の下校時間に合わせた見守り活動を行いました。また、同校校門前の交差点では、東西2か所に分かれて児童生徒に対する交通誘導等、交通安全・防犯パトロールに取り組みました。