気仙沼地区防犯協会連合会傘下の唐桑町南部防犯協会は、全国地域安全運動期間中の10月13日(水)、17人が参加して唐桑小学校、同中学校の児童生徒に対する見守り活動に取り組みました。この取組みには、気仙沼警察署唐桑駐在所員も参加し、連携しながら行いました。参加者は、「みんなで守ろう 子どもの安全」、「地域の安全を守ります からくわ」などと書かれたのぼり旗や横断幕を掲げ、登校する児童生徒に声を掛けるなどしながら見守りました。児童生徒からは元気なあいさつが返ってきました。
大崎東部地区防犯協会連合会は10月6日(水)午前、関係機関・団体と連携し、大崎市立高倉小学校において不審者対応訓練を行いました。この不審者対応訓練には、高倉小学校の教職員や生徒、自主防犯ボランティアの「高倉っ子見守り隊」、高倉地区防犯協会、古川警察署生活安全課から約60人が参加しました。訓練に先立ち、警察職員が子どもを犯罪から守るために有効とされる行動指針「いかのおすし」(※)のパネルを使って、自分の身を守る方法について指導しました。訓練は、下校途中の児童が不審者に遭遇したが、これを回避するとともに通学路で見守り活動を行っていた自主防犯ボランティアの隊員に助けを求め、隊員がその児童を保護したのちに警察に通報するという想定で行われました。参加者はいずれも真剣なまなざしで取組んでいました。訓練後、児童からは「実際に不審者に遭ったら怖くて声が出ないかもしれないが、勇気を出して大きな声を出したい」、また、学校側からは「これからも防犯協会など関係団体と情報共有しながら地域と一体となった防犯対策を推進していく」などの声が聞かれ、大変有意義な訓練となりました。
(※)「いかのおすし」
「いか」:知らない人について(いか)ない、「の」:知らない人の車に(の)らない
「お」:助けてと(お)お声をあげる、「す」:(す)ぐに逃げる、「し」:周囲の大人に(し)らせる
遠田地区防犯協会連合会は全国地域安全運動初日の10月11日(月)、遠田警察署において出動式を行いました。出動式には、地区防犯協会連合会のほか、涌谷町及び美里町の防犯を担当する役場職員、地区の金融防連会長や少年補導員会長、美里町実働隊長、委嘱された一日警察署長、遠田警察職員ら約40人が参加しました。はじめに、一日警察署長を委嘱し、その後に一日警察署長の指揮によって涌谷及び美里町内の警戒パトロールに出発しました。
角田地区防犯協会連合会傘下北郷防犯協会の花島分会は、夏の地域安全運動期間中の8月11日(水)、分会長、副分会長及び防犯実働隊員ら7人が参加して、広報活動や防犯パトロールに取り組みました。広報活動では、防犯パトロール車を2台を繰り出し、広報用の音声メッセージを流して「特殊詐欺の被害防止」「空き巣等の侵入盗犯罪の防止」等を呼び掛けました。また、防犯パトロールでは、東花島から西花島の地区内を警戒しながら巡回したほか、防犯灯に異常はないか、危険な箇所がないかなど点検も行いました。
角田地区防犯協会連合会傘下の君萱防犯協会は、夏の地域安全運動期間中の8月22日(日)、防犯実働隊員2人が防犯パトロール車を運用して、君萱地区全域に対する広報活動や防犯パトロールに取り組みました。当初は、全戸に対する防犯診断を行うことととしておりましたが、コロナ禍によりこれを変更しました。この取組では、侵入犯罪や高齢者を狙う特殊詐欺被害の防止等を呼び掛けました。
角田地区防犯協会連合会傘下の北郷防犯協会では、先に行われた夏の地域安全運動期間中、同協会の岡、南江尻及び北岡の3分会が、防犯チラシの配布、防犯パトロール車による広報活動、夜間パトロールなどに取り組みました。その概要は次のとおりです。
〇 岡分会が防犯チラシを配布
岡分会は7月17日(土)、防犯実働隊員ら5人が集会場に集まって、夏の地域安全運動期間中における取組について確認しました。その後、岡地区の各世帯に対し防犯チラシを配りながら、特殊詐欺被害の防止をはじめ、街頭における犯罪防止、侵入犯罪防止、自転車等の盗難防止を呼び掛けました。
〇 南江尻分会が広報活動
南江尻分会は7月16日(金)及び8月23日(月)、防犯実働隊員4人が参加し、防犯パトロール車を運用して、南江尻地区約70世帯に対し、空き巣等侵入犯罪の防止や特殊詐欺・悪質商法被害の防止などを呼び掛けました。
〇 北岡分会が夜間パトロールを実施
北岡分会は7月17日(土)、24日(土)、31日(土)、8月7日(土)、14日(土)及び21日(土)、防犯実働隊員ら24人が参加して、午後7時から北岡地区内の夜間パトロールを行いました。このパトロールでは、二人一組の2班を編成し、公共施設や駐車場などを巡回しながら警戒したほか、防犯灯の点検も併せて行いました。
大崎東部地区防犯協会連合会傘下の鹿島台地域防犯協会は、夏の地域安全運動期間中、会員25人が参加して、公共施設をはじめ、通学路、主要道路、公園などに対して、「油断せず 鍵かけ 声かけ 心がけ」「みんなでつくろう 安心の街」などと書かれた防犯啓発用ののぼり旗を掲げて、地域住民の防犯意識の向上に努めました。
仙台南地区防犯協会連合会傘下の西多賀防犯協会は夏の地域安全運動期間中2日間(7月15日(木)及び8月20日(金))、青パトによる広報活動や「あんぜん点検」活動に取り組みました。この取組には、防犯協会や各町内役員、理事・委員ら21人が参加しました。青パトによる広報活動では、西多賀防犯協会管内の19町内会内を巡回しながら、特殊詐欺や悪質商法の被害防止などを呼び掛けました。「あんぜん点検」活動では、管内6ブロックごとに、小・中学校の通学路や公園、空き家などにおいて危険な箇所がないか確認しました。