大崎東部地区防犯協会連合会は10月6日(水)午前、関係機関・団体と連携し、大崎市立高倉小学校において不審者対応訓練を行いました。この不審者対応訓練には、高倉小学校の教職員や生徒、自主防犯ボランティアの「高倉っ子見守り隊」、高倉地区防犯協会、古川警察署生活安全課から約60人が参加しました。訓練に先立ち、警察職員が子どもを犯罪から守るために有効とされる行動指針「いかのおすし」(※)のパネルを使って、自分の身を守る方法について指導しました。訓練は、下校途中の児童が不審者に遭遇したが、これを回避するとともに通学路で見守り活動を行っていた自主防犯ボランティアの隊員に助けを求め、隊員がその児童を保護したのちに警察に通報するという想定で行われました。参加者はいずれも真剣なまなざしで取組んでいました。訓練後、児童からは「実際に不審者に遭ったら怖くて声が出ないかもしれないが、勇気を出して大きな声を出したい」、また、学校側からは「これからも防犯協会など関係団体と情報共有しながら地域と一体となった防犯対策を推進していく」などの声が聞かれ、大変有意義な訓練となりました。
(※)「いかのおすし」
「いか」:知らない人について(いか)ない、「の」:知らない人の車に(の)らない
「お」:助けてと(お)お声をあげる、「す」:(す)ぐに逃げる、「し」:周囲の大人に(し)らせる