角田地区防犯協会連合会傘下の金山地区防犯協会は春の地域安全運動期間中の10日間、延べ約40人参加して広報活動や防犯パトロール等に取り組みました。広報活動では、空き巣等の侵入盗犯罪の防止に向けたポスターや看板を作成して各行政区ごとに掲示板や主要箇所に設置したほか、防犯広報車での音声による防犯広報を行いました。さらに、犯罪の発生が予想される地域や場所を重点とした防犯パトロールにも取り組みました。
仙台南地区防犯協会連合会傘下の緑ヶ丘防犯協会は春の地域安全運動期間中、役員、理事及び防犯委員9人が参加して、「緑ヶ丘地区内防犯地図」を作成するための実態把握を行っています。地域実態については、従来から、単年度ごとに引継ぎなどによって共有をしてきましたが、毎年、何人かが入れ替わるため、防犯地図の作成による情報の蓄積と確実な引継ぎが課題となっていました。このことから、防犯委員が自己の所属する町内会をパトロールする過程で得た情報(行きどまり道路、公園の死角となる箇所、人、車の通行量等)を地図上に記載していくこととし、その実態の把握に努めています。現在は未定稿ですが、地図の精度を高めるため、今後さらに実態把握に努めていくこととしているそうです。
気仙沼地区防犯協会連合会傘下の面瀬地区、唐桑町南部、馬籠及び北区の各防犯協会は、春の地域安全運動期間中、地域の安全を守るために、防犯パトロール、見守り活動、特殊詐欺被害防止キャンペーン、環境整備活動等に取り組みました。その概要は次のとおりです。
〇 面瀬地区防犯協会が見守り活動、防犯パトロール―を実施
面瀬地区防犯協会は春の地域安全運動期間中、9日間、延べ約30人が参加して面瀬地区内の面瀬小学校、同中学校の登下校時間にあわせて、新入学児童等に対する見守り活動を行いました。また、地域住民が利用する公園には「地域で守ろう子どもの安全」「特殊詐欺に注意」と書いたのぼり旗を設置して注意を呼び起こさせたりしたほか、二人一組になって地域内のパトロールを行いました。
〇 唐桑町南部防犯協会が特殊詐欺被害防止のキャンペーンを実施
唐桑町南部防犯協会は春の地域安全運動初日の4月15日(木)、地区内にあるATM設置のコンビニ、郵便局(唐桑、中井簡易)、漁協組合唐桑支所の各周辺に12人が参加して、特殊詐欺被害防止を呼び掛けるキャンペーンに取り組みました。この取組では、事前に犯罪情勢等の指導を受けるなど、気仙沼警察署生活安全課、唐桑駐在所の警察官と連携して行いました。横断幕を掲げながら行ったこともあり、ATMの利用者には関心を持っていただきました。
〇 馬籠防犯協会が防犯パトロール、環境整備を実施
馬籠防犯協会は5月14日(金)、15(土)の両日、6人が参加して、馬籠地内における防犯パトロールや草刈りなどの環境整備や美化活動に取り組みました。地域の安全を守る防犯パトロールでは、防犯広報車を活用して発生が予想される地区や場所等の対象を重点に行いました。また、犯罪の発生が起こりにくくするため、道端の雑草のほか、のぼり旗や立て看板、掲示板が見えるようにその周辺の草を刈り取る作業も行いました。
〇 北区防犯協会が防犯広報、パトロールを実施
北区防犯協会は5月16日(日)、6人が参加して北区地域内の防犯広報や防犯パトロールを行いました。この取組には、3台の広報車に二人づつ乗車して、空き巣等侵入犯罪被害防止、特殊詐欺被害防止等を呼び掛けました。また、地区内全域の防犯パトロールを行って不審者(車)等に対する警戒を行ったほか、危険個所や発生が予想される地域、場所等の点検も実施しました。