大崎東部地区防犯協会連合会は12月21日(月)午後、関係機関・団体と連携し、大崎市立鹿島台中学校において防犯教室を開催しました。この取組には、鹿島台中学校の生徒、教職員約270人と古川警察署生活安全課の皆さんが参加しました。今回の防犯教室は、全校生徒を対象として、防犯意識を高めることと規範意識の気運を作り出すことを目的に開催したものです。警察署の少年警察補導員の方がパワーポイントを使用して、生徒の多くがスマートフォン等インターネット接続機器を保有していることから、インターネットの安全利用の合言葉である「じょいふる」(※)によるフィルタリング機能の活用等、ネットの安全利用について指導しました。また大麻等の薬物乱用防止、冬休み中の各種犯罪防止を併せて呼び掛けました。この防犯教室を受け、鹿島台中学校では保護者にも講話内容を文書等で伝達することとしており、効果がより期待できるものとなりました。
※ 「じょいふる」とは
「じ」:自画撮りしない送らない!、「ょ」:夜はケータイ使わない!、「い」:いじわる言わない書き込まない!、「ふ」:フィルタリングで自分を守ろう!、「る」:ルールを親子で話し合おう!
大崎東部地区防犯協会連合会は10月19日(月)、高齢者が被害者となる特殊詐欺被害防止に向け、大崎市民生委員児童委員協議会に簡易型自動録音機800個を贈呈していました。贈呈された同協議会は、12月8日及び14日、高倉地区に居住する一人暮らしの高齢者宅にこれら簡易型自動録音機を設置しました。この際、贈呈した大崎東部地区防犯協会連合会と古川警察署生活安全課が同席しました。あらかじめ署員から説明を受けた民生委員が、高齢者に録音機の使用方法、設置によって期待される効果等について説明を行いました。設置した高齢者から2日後、「誰かわからない電話が来たが、録音機の音声が流れるとすぐに切れた。録音機を付けてよかった」と感謝の連絡があったそうです。
栗原市若柳地区防犯協会連合会傘下の金成地区防犯協会は12月23日(水)午前、金成総合支所と連携して広報車による巡回広報を行いました。この巡回広報は年末・年始における特別警戒の一環として取り組み、主に、沢辺、津久毛、萩野及び金成の各地区に対して行いました。この取組では、地域住民の自主防犯意識が高まることを願いつつ、薬物乱用の防止、空き巣等侵入窃盗の被害防止、子ども110番の活用方法、自転車やオートバイの正しい乗り方、特殊詐欺の被害防止等について呼び掛けました。