仙台南地区防犯協会連合会傘下の郡山地区防犯協会は、秋の地域安全運動と銘打って10月11日(日)から11月5日(木)までの間、約20人が参加して、広報車や自転車等による防犯パトロール、老人会行事でのキャンペーン等に取り組みました。広報車による取組では、東長町・八本松小学校区内の防犯パトロールを行ったほか、広報車を停車させての駐留警戒や住民の方々に対する声掛け等を行いました。自転車や徒歩による取組では、東長町・郡山・八本松小学校区内の各小学校や公園周辺において、防犯パトロールや小学生の登校時間に合わせた見守り活動等を行いました。キャンペーンでは、八本松市民センターや郡山コミュニティセンターで行われた「寿大学(老人会)」「おどりの会」の行事に参加して、来場者に防犯グッズ等を配りながら特殊詐欺の被害に遭わないよう呼び掛けました。
〇 JA新みやぎ田尻支店と強盗対応訓練を実施
大崎東部地区防犯協会連合会は11月11日(水)、古川警察署とJA新みやぎ田尻支店が連携し、同支店において強盗対応訓練を行いました。今回の訓練は、年末年始における金融機関を狙った強盗事件発生時の適切な対応と職員の防犯意識の更なる高揚を目的としたものです。訓練は、警察官が拳銃とナイフを所持した2人組の犯人役となり、同支店の窓口でJA職員を脅して現金を強奪し、車で逃走するという想定で行いました。JA職員は110番通報、カラーボールの投げ付け、犯人の人相等の記録等、一連の要領を学びました。訓練を終えたJA職員からは「あまりの迫力に驚き、落ち着いて対応できるか心配だ」「今日の訓練内容をもう一度、職員間で確認する」「日頃から防犯意識を持つことが大切だと思った」などの声が聞かれました。
〇 防犯講習会を実施
大崎東部地区防犯協会連合会は10月27日(火)、古川警察署と宮城県援護寮と連携しながら、同援護寮において防犯講習会を行いました。この講習会には約20人が参加しました。最初に、警察署員が施設職員の方々に対して、施設内に侵入した不審者への対応要領や防護器具の使用・活用方法等について指導を行いました。その後、施設利用者が生活を行う上で心掛けていただきたい防犯上のポイント等について、DVD等の資料を活用しながら紹介したほか、犯罪の手口説明や安全で安心した生活を送る上でのアドバイス等を行いました。
〇 北江尻防犯協会が防犯パトロール、チラシ配布等を実施
角田地区防犯協会連合会傘下の北江尻防犯協会は全国地域安全運動期間中の10月16日(金)夜間、北江尻地区に防犯委員12人が参加して防犯パトロールを行いました。また、翌17日(土)から20日(火)までの間、チラシ配布と訪問活動により特殊詐欺被害等の防止を呼び掛けました。このほか、「こども110番」の看板も点検しました。破損や老朽化したものは取り換えることにしました。
〇 君萱防犯協会が訪問活動で特殊詐欺被害の防止等を呼掛け
君萱防犯協会も全国地域安全運動初日の10月11日(日)日中、君萱地区に防犯実働隊11人が参加して訪問活動を行いました。この活動では、防犯実働隊員が分担して君萱地区全世帯を訪問し、チラシを配布しながら、「特殊詐欺被害防止」「子どもと女性の犯罪被害防止」「自転車盗難被害防止」等を呼び掛けました。住民の方々は真剣に聞いてくれたようで、隊員は自主防犯意識が高まったのではないかと語っていました。
〇 北郷・北岡分会が夜間パトロール、見守り活動等を実施
北郷防犯協会の北岡分会は全国地域安全運動期間中、北岡地区に分会員24人が参加して夜間パトロールや小学校の登校時における見守り活動等を行いました。取組では、地域内の夜間パトロールのほかチラシを配布して特殊詐欺被害防止や子どもと女性の犯罪被害防止等を呼び掛けました。10月13日(火)、16日(金)及び20日(火)の3日間、北岡小学校周辺で登校する生徒への見守り活動も行いました。
大崎東部地区防犯協会連合会傘下の西古川地区防犯協会は全国地域安全運動の一環として10月16日(金)午後、JR西古川駅及びその周辺地域に約30人が参加して、防犯広報活動に取り組みました。この活動には、大崎東部地域防犯協会連合会、大崎市防災安全課、古川警察署生活安全課、西古川交番等の皆さんに協力をいただきました。防犯広報活動の取組では、横断幕、のぼり旗を掲げてJR西古川駅を利用して下校する高校生らを対象にチラシや防犯マスクを配布しながら、「自転車のツーロックと盗難防止」「少年非行の防止」「子どもと女性犯罪の被害防止」等を呼び掛けました。また、駅周辺の住宅に対し、特殊詐欺被害の防止を呼び掛ける訪問活動も行いました。地域の方々から「話を聞いて、他人事ではないことがわかりました。気を付けます」などの声が聞かれ、有意義な活動となったようです。
白石地区防犯協会連合会傘下の永野地区防犯協会は年金支給日の10月15日(木)午前、蔵王町円田地区の銀行周辺に婦人実働隊や白石警察署から8人が参加して、特殊詐欺の被害防止を呼び掛けるキャンペーンに取り組みました。当日は、銀行を訪れた人やATM利用者等に対して、特殊詐欺被害防止に向けた広報啓発チラシのほか、ポケットティッシュ、エコバック等のグッズを配りながら被害に遭わないよう呼び掛けました。これら利用者は「自分は被害に遭わないと思っていたが、改めて注意をしなけれなならないと思った」などと語っており、このキャンペーンで防犯意識を高めることができたようです。
若林地区防犯協会連合会傘下の荒町地区防犯協会は年金支給日の10月15日(木)、荒町地内の郵便局や銀行等金融機関6か所に荒町地区防犯指導隊7人が参加して、特殊詐欺被害の防止を呼び掛けるキャンペーンを行いました。当日は高齢者が多く、特殊詐欺の被害に遭わないよう十分気を付けるよう呼び掛けました。この際、「注意!荒町地区で振り込め詐欺の電話が多発!」と題したチラシのほか、防犯グッズを配りました。また、金融機関の職員の皆さんには、高齢の方が高額の引き落とし、送金の場合に声を掛けていただくようお願いしました。窓口にチラシを置くことも承諾を受けました。
角田地区防犯協会連合会傘下の枝野防犯協会は全国地域安全運動期間(10月11日~20日)の3日間、枝野駐在所の支援を受けながらこの運動に取り組みました。この取組では、最初に横断幕9張、のぼり旗85基を主要箇所に設置して運動の実施を地域の皆さんに伝えました。13日(火)夕方には防犯診断を行って各家庭に対する施錠の確認と特殊詐欺の被害に合わないよう呼び掛けました。17日(土)には防犯実働隊が枝野地区一円に対する夜間パトロールを行いました。
大張防犯協会も10月17日(土)午後、広報車を使用して大張地区全域に対する広報活動とパトロールを行いました。
〇 中田防犯協会が街頭等で広報活動
仙台南地区防犯協会連合会傘下の中田防犯協会は全国地域安全運動期間中(10月11日から20日)、駅周辺や高齢者宅を訪問しながら広報活動に取り組んだほか、駐輪場におけるパトロールを行いました。実施したのは10月16日(金)から19日(月)までの4日間で、延べ約30人が参加しました。南仙台駅前では通勤客等に合わせて午前8時ごろから行い、チラシやウェットテッシュを配りながら、特殊詐欺や女性・子供の犯罪等の被害防止を呼び掛けたました。その後に駐輪場の見回りを行って自転車の盗難被害の防止に努めました。また、高齢者世帯を訪問しながら特殊詐欺被害に遭わないよう注意喚起も行いました。
〇 大野田防犯協会が夜間パトロール、防犯灯点検等を実施
大野田防犯協会は全国地域安全運動に先立ち、また期間中、大野田や太子堂の各地区に延べ約30人が参加して夜間パトロールや防犯施設の点検等を行いました。夜間パトロールでは、地下鉄富沢駅周辺や住宅地、大野田小学校、公園等を重点的に行い、不審者の有無、放置自転車や空き家の状況等を確認しました。また、このパトロールの中で防犯灯の点検状況や公共のゴミ置き場周辺の状況等も確認しました。
〇 中田中部地区防犯協会が防犯パトロールを実施
中田中部地区防犯協会は全国地域安全運動期間中の10月18日(日)と19(月)、東中田地内や袋原小学校通学路周辺に防犯実働隊や婦人部の皆さんら12人が参加して防犯パトロールを行いました。この取組では、地域を2つの班に分けて徒歩で行いました。実施に当たっては、子供の下校時と婦人の買い物時の合わせて行いました。途中地域の方々に声掛けを行い、いろいろな犯罪の被害に遭わないよう呼び掛けました。
塩釜地区防犯協会連合会傘下松島町防犯協会の各地区防犯指導隊は全国地域安全運動期間(10月11日~20日)を中心として、松島町内に延べ約50人が参加してこの運動に取り組みました。その概要は次のとおりです。
〇 松島海岸防犯指導隊
松島海岸防犯指導隊は10月11日(日)夕方、10人が参加して松島海岸地区内の瑞巌寺や日吉神社、公共トイレ3か所周辺を重点にパトロールを行いました。この中で、特に子どもと女性の犯罪被害防止の観点から、路地裏に設置されている街路灯の点検等も行いました。この取組には松島交番の皆さんからも協力をいただきました。
〇 磯崎防犯指導隊
磯崎防犯指導隊は10月19日(月)夕方、5名が参加して夕陽ケ丘及び木戸の地区周辺を重点に、住民への声掛けによる自主防犯意識の向上に努めたほか、公共施設の安全点検等を行いました。
〇 初原地区防犯指導隊
初原地区防犯指導隊は10月15日(木)午前、約10人が参加して松島第二小学校周辺において、生徒が安全・安心に登校できるようにと、見守り活動に取り組みました。また、駅周辺においても防犯パトロールを行いました。
〇 手樽防犯指導隊
手樽防犯指導隊は10月18日(日)、8人が参加して陸前富山駅、手樽駅、駐輪場とその周辺において、犯罪抑止のための防犯パトロールを行いました。また、街路灯等の公共施設に対する防犯点検も行いました。
〇 高城地区安全・安心パトロール隊
高城地区安全・安心パトロール隊は10月9日(金)の夕方、延べ約20人が参加してパトロールや防犯施設の点検等を行いました。この取組では地区を3班に編成し、帰宅の遅い学生への声掛けや無灯火自転車に対する注意喚起のほか、駅前・公園・コンビニ等での監視と声掛け、道路や工事現場に掲出されている看板等の安全確認や防犯灯・街路灯の点灯チェックも行いました。
〇 市川地区防犯協会が青パトでパトロール
塩釜地区防犯協会連合会傘下多賀城市防犯協会連合会の市川地区防犯協会は、全国地域安全運動期間(10月11日~20日)、連日3人が参加して、市川、浮島、城南等の地域において青色パトによる巡回パトロールを行いました。パトロール中は子供、女性、高齢者の犯罪被害の防止等を呼び掛けました。
〇 各防犯協会も通学路での見守り等
高崎防犯協会と高崎交通安全母の会が12人、東田中防犯協会が10人、東田中南自治会が24人、それぞれ参加して、通学路での見守りのほか、公園、住宅地内、駐車場、駐輪場等のパトロールを行いました。特に東田中南自治会は、毎月行われている高齢者の交流会の場に赴いて、特殊詐欺被害に遭わないよう注意を喚起しました。このほか、下馬防犯協会は通常行っている地域や通学路における見回り活動等を継続して行いました。