遠田地区防犯協会連合会では、全国地域安全運動期間中の10月17日(木)、涌谷町立涌谷幼稚園において、防犯協会員や遠田警察署生活安全課員が出席し、幼稚園児による「特殊詐欺被害防止用通帳ケース」を活用した防犯広報を実施しました。同活動は、はじめに生活安全課員が全児童49名を対象に、防犯の合言葉「いかのおすし」を活用して犯罪被害に遭わないための講話を行いました。その後、防犯協会員と生活安全課員が、同園5歳児16名を対象に、宮城県防犯協会連合会が高齢者向けに作成・配布した「特殊詐欺被害防止用通帳ケース」に祖父母の似顔絵や特殊詐欺被害防止に向けたメッセージを書くように依頼したところ、園児らは、カラーペンを使って楽しそうに似顔絵や「きをつけてね」、「だまされないでね」等と書き上げました。こうした園児らの思いのこもった「通帳ケース」を手にした「おじいちゃん・おばあちゃん」からは、一人の被害者も出ないよう大きな効果を期待しています。