9月26日(木)、東京都港区赤坂「明治記念館」において、令和元年全国地域安全運動中央大会(主催:公益財団法人全国防犯協会連合会、警察庁)が開催され、席上、宮城県から防犯栄誉金章として、大畑文一さん(佐沼地区防連、麺類飲食業生活衛生同業組合迫支部防犯部長)、伊藤誠さん(泉地区防連会長、県防連理事)の2名、防犯功労団体として、中田防犯協会(仙台南地区防連、代表者阿部欣也)がそれぞれ、警察庁長官と公益財団法人全国防犯協会連合会長連名表彰を受賞されました。受賞、誠におめでとうございました。
角田地区防犯協会連合会傘下の西根防犯協会では、夏の地域安全運動が終了した9月7日(土)、各分会の運動期間中の活動実施報告を兼ね、役員による移動研修会を開催しました。
同研修会は、西根駐在所員や防犯協会役員等15名が参加し、各分会から夏の地域安全運動期間中のたまり場パトロール等の実施報告があり、その後、勉強会に移りました。
勉強会では、西根駐在所長から「角田警察署管内の犯罪情勢」の説明や、DVDを活用して「特殊詐欺」等の被害防止対策等について講話があり、広報啓発活動や防犯パトロール、子ども達の見守り活動等防犯活動の重要性を再認識しました。参加者からは、「西根地区は犯罪の少ない地域ではあるが、気を抜かずに防犯活動を実施していきたい」、「子ども達が痛ましい事件の被害に遭わないよう、地域全体で見守っていきたい」などの感想が寄せられるなど、有意義な研修会となりました。
石巻市防犯協会石巻支部山の手分会では、夏の地域安全運動期間中の8月23日(金)、山の手分会防犯実働隊員、防犯婦人部員、計25名が参加し、同地区の高齢者世帯を訪問し、防犯診断を実施するとともに特殊詐欺被害防止に向け注意を呼びかけました。
山の手地区は、高齢者世帯が多く、特に、夏季期間中は空き巣や忍び込み等盗難事件の多発が懸念されたことから、参加者を5班に分け、一人暮らしの高齢者宅を重点に訪問、広報用チラシと防犯グッズを配布しながら、戸締りの状況を確認し、空き巣や忍び込み等の盗難防止、さらに、オレオレ詐欺等特殊詐欺の被害防止を呼びかけました。
角田地区防犯協会連合会と角田警察署は、9月2日(月)、角田警察署署長室において、「角田・丸森防犯広報大使」委嘱式を開催しました。防犯広報大使に委嘱されたのは、丸森町在住のシンガ・ソングライター「taeさん」で、今回で大使3年目(任期は1年)となります。委嘱式は、警察と防犯協会関係者10名が出席し、佐藤警察署長から制服姿の「taeさん」に委嘱状が交付され、交付を受けた「taeさん」は、「角田警察署と連携して、各種防犯キャンペーン等に積極的に参加し、情報発信に努めたい」と抱負を述べていました。 「taeさん」は、今後、10月11日から実施される「全国地域安全運動」等に積極的に参加することになっています。
角田地区防犯協会連合会傘下の大内地区防犯協会では、夏季における地域安全運動の活動の一環として、青色パトロール車を活用し、大内地区全域にわたり、特殊詐欺被害防止の広報啓発と夏休み中の少年のたまり場となり易い場所を重点としたパトロールを実施しました。本活動は、青パトによる「見せる防犯活動」を実施したもので、地域住民から感謝の言葉が寄せられるなど、防犯活動に対する理解が得られ、さらに、各種犯罪の防止、少年非行の防止等に有意義な活動となっています。
古川第一小学校では、8月30日(金)に教職員や全校児童(580人)参加の下に不審者対応訓練を予定していますが、これに先駆け、8月23日、全教職員を対象に不審者訓練を開催しました。 訓練は、警察署生活安全課員が不審者役となり、「刃物を所持した不審者が校内に侵入した」との想定で、教職員のさす股を使用しての不審者への対応や110通報要領等について訓練を行いました。訓練終了後、生活安全課員から講評とともに、不審者への対応人数、間合い、早期の110番通報、教職員相互の連携等について指導を行いました。訓練に参加した教職員からは、「今日の訓練結果を教職員で再確認し、30日の児童を含めた訓練に生かしたい」、「さす股を持ち出すタイミングが難しいと思った、今日の訓練を生かし、児童の安全を守りたい」などの声が聞かれました。
若林区防犯協会連合会傘下の南材地区防犯協会では、多発する特殊詐欺の被害防止に向け、年金支給日である8月15日(木)、若林警察署や若林区役所と連携し、七十七銀行河原町支店において、街頭キャンペーンを実施しました。キャンペーンは、南材地区防犯実働隊や防犯女性部員等15名が参加し、七十七銀行河原町支店前において、「特殊詐欺に注意」、「振り込め詐欺防止」等ののぼり旗を掲げ、利用客に広報用チラシや防犯グッズを配布しながら特殊詐欺の被害防止を呼びかけました。
宮城県防犯協会連合会では、8月22日(木)、宮城県警察本部大会議室において、令和元年度防犯ポスター審査会を開催し、県内の小・中・高校生から応募のあった作品80点の中から、最優秀作品、優秀作品、佳作を選出しました。審査は、宮城県防犯協会連合会と仙台市防犯協会連合会、警察本部生活安全部の幹部、市内高校教師の部外審査員により行ないました。 応募作品はいずれも防犯に思いを込めた甲乙付け難い力作揃いであり、審査は難航しましたが、審査の結果、最優秀3点、優秀18点、佳作25点をそれぞれ選出しました。最優秀作品は、10月に実施される全国地域安全運動のパンフレットや防犯ポスターに活用することとしております。