仙台南地区防犯協会連合会傘下の南材地区防犯協会では、同地区防犯協会員をはじめ、警察署や区役所、地域団体等から約60名が参加し、5月8日(火)、南材木町小学校「学区全域」において、特殊詐欺の被害防止に向けた街頭パレードや「不法チラシの撤去やゴミ拾い」等の環境美化活動を実施しました。同活動は、南材地区安全安心推進会議(南材地区町内会)の主催で、南材コミュニティセンターを起点に3班(各20名)に分かれ、それぞれ学区内を街頭パレードし、犯罪被害の防止等を呼びかけ、さらに、不法チラシの撤去やゴミ拾い等の環境美化活動を実施したものです。
これまでの継続した活動により、ゴミの量は少なくなり、環境的にもきれいな状態となり、また、特殊詐欺の被害防止に関しても大きな効果が得られるものと期待しています。
公益社団法人宮城県防犯協会連合会は、平成30年5月29日(火)午後2時から同3時50分まで、仙台市青葉区の「パレス宮城野」において、宮城県知事(代理:河端副知事)、県議会議長(代理:伊藤文教警察委員長)、髙須警察本部長はじめ来賓出席の下、平成30年度通常総会を開催しました。
通常総会は、会長挨拶、来賓祝辞の後、姉歯会長が議長となり、3議案について提案がなされ、それぞれ審議が行われました。議案は、第1号議案「平成29年度事業報告並びに収支決算報告について」、第2号議案「会費等取扱規程の改正について」、第3号議案「理事1名の選任について」であり、専務理事からそれぞれの議案について説明がなされ、慎重な審議を経て3議案ともに原案どおり承認されました。
また、先の理事会において決議された「平成30年度事業計画並びに収支予算」と「資金調達及び設備投資の見込み」について、専務理事から報告がなされました。
気仙沼地区防犯協会連合会傘下の魚町・北・中央・三八沢田の4つの防犯協会で組織する「気仙沼ぼうはんセンター運営委員会」では、東日本大震災の津波で流失し、閉所していた「気仙沼ぼうはんセンター」を再建し、5月15日(火)、気仙沼市役所において、気仙沼市長をはじめ気仙沼警察署長等関係者70名の出席の下、開所式を開催しました。民間交番としての同センターは、2003年に一番街商店街の空き店舗を借り受けて開所し、魚町・北・中央・三八沢田の4つの防犯協会のパトロールの拠点や防犯相談窓口などとして広く地域住民に親しまれていました。しかし、2011年の東日本大震災の津波で拠点施設が流失したため、やむなく閉所していましたが、「運営委員会」がセンターの再建先を探していたところ、南町交番が仮設庁舎として使用していたコンテナハウスを転用することとし、7年ぶりに復活することとなったものです。開所式では、北防犯協会の鈴木隊長が「新たな拠点で隊員一同団結し、犯罪のない明るい地域社会づくりに邁進します」と決意表明し、運営委員会の千葉会長は「探し続けていた拠点がようやく見つかった、安心して暮らせる地域づくりに貢献したい」と心を新たにしていました。