大崎東部地区防犯協会連合会は11月19日(木)午前、古川警察署と連携し、大崎市古川北町保育所において不審者対応訓練と防犯教室を行いました。この取組には、古川北町保育所の園児や職員及び古川警察署生活安全課の皆さんが参加しました。不審者対応訓練では、不審者が園内に侵入しようとしているという想定で行い、職員が不審者の対応と園児の避難誘導、110番の模擬通報等一連の要領について訓練を行いました。その後、園児を対象とした防犯教室を行い、講師である警察署員がパネルを使用して『いか・の・お・す・し』(※)についてお話をしました。これに対し園児からは「やくそくします!!」と素直で元気な返事がホールじゅうに響き渡ったそうです。最後に講評があり、警察側からは「事案の形態は様々です。状況に応じた対応ができるよう、日頃から職員間で情報を共有し、訓練を行っておくことが大切です」とアドバイスしました。保育所職員からは「様々な場面に対応できるよう、毎年訓練を行います」などと決意が述べられました。
※ 『いか・の・お・す・し』とは
「いか」:知らない人について(いか)ない、「の」:知らない人の車に(の)らない、「お」:助けてと(お)お声をあげる、「す」:(す)ぐに逃げる、「し」:周囲の大人に(し)らせる」
白石地区防犯協会連合会傘下の永野地区防犯協会は年金支給日の10月15日(木)午前、蔵王町円田地区の銀行周辺に婦人実働隊や白石警察署から8人が参加して、特殊詐欺の被害防止を呼び掛けるキャンペーンに取り組みました。当日は、銀行を訪れた人やATM利用者等に対して、特殊詐欺被害防止に向けた広報啓発チラシのほか、ポケットティッシュ、エコバック等のグッズを配りながら被害に遭わないよう呼び掛けました。これら利用者は「自分は被害に遭わないと思っていたが、改めて注意をしなけれなならないと思った」などと語っており、このキャンペーンで防犯意識を高めることができたようです。
塩釜地区防犯協会連合会傘下松島町防犯協会の各地区防犯指導隊は全国地域安全運動期間(10月11日~20日)を中心として、松島町内に延べ約50人が参加してこの運動に取り組みました。その概要は次のとおりです。
〇 松島海岸防犯指導隊
松島海岸防犯指導隊は10月11日(日)夕方、10人が参加して松島海岸地区内の瑞巌寺や日吉神社、公共トイレ3か所周辺を重点にパトロールを行いました。この中で、特に子どもと女性の犯罪被害防止の観点から、路地裏に設置されている街路灯の点検等も行いました。この取組には松島交番の皆さんからも協力をいただきました。
〇 磯崎防犯指導隊
磯崎防犯指導隊は10月19日(月)夕方、5名が参加して夕陽ケ丘及び木戸の地区周辺を重点に、住民への声掛けによる自主防犯意識の向上に努めたほか、公共施設の安全点検等を行いました。
〇 初原地区防犯指導隊
初原地区防犯指導隊は10月15日(木)午前、約10人が参加して松島第二小学校周辺において、生徒が安全・安心に登校できるようにと、見守り活動に取り組みました。また、駅周辺においても防犯パトロールを行いました。
〇 手樽防犯指導隊
手樽防犯指導隊は10月18日(日)、8人が参加して陸前富山駅、手樽駅、駐輪場とその周辺において、犯罪抑止のための防犯パトロールを行いました。また、街路灯等の公共施設に対する防犯点検も行いました。
〇 高城地区安全・安心パトロール隊
高城地区安全・安心パトロール隊は10月9日(金)の夕方、延べ約20人が参加してパトロールや防犯施設の点検等を行いました。この取組では地区を3班に編成し、帰宅の遅い学生への声掛けや無灯火自転車に対する注意喚起のほか、駅前・公園・コンビニ等での監視と声掛け、道路や工事現場に掲出されている看板等の安全確認や防犯灯・街路灯の点灯チェックも行いました。
〇 千貫防犯協会が合同で「ススキ作戦」
岩沼地区防犯協会連合会傘下の千貫防犯協会は中秋の名月の10月1日(木)午前、交通安全協会千貫支部母の会と千貫駐在所員との合同で「ススキ作戦」と銘打って特殊詐欺被害の防止を呼び掛けました。この取組には、岩沼市内の大型スーパー付近に10人が参加しました。母の会の皆さんがススキや生花を準備してくれました。これを特殊詐欺被害の防止を呼び掛けるチラシと一緒に、買い物客らに配布しました。
〇 名取が丘防犯協会がチラシを配布
名取が丘防犯協会は全国地域安全運動期間の10月16日(金)午後、名取が丘地内のコンビニに3人が参加して特殊詐欺被害の防止を呼び掛けました。この取組では広報用のチラシを配布したほか、町内会の協力を得て全戸への回覧も行いました。
若林区防犯協会連合会傘下の南材地区防犯協会は10月15日(木)午前、関係団体の約20人とともに河原町や舟丁において特殊詐欺被害の防止に向けた活動に取り組みました。当日は年金支給日に当たっていたことから、被害者を出さないようにと銀行利用者やコンビニ等を訪れた客に対して呼び掛けました。この取組には、南材地区町内会連合会、南材木町町内会、若林地区交通安全母の会、若林地区少年補導員協会、南材地区社会福祉協議会、仙台市交通指導隊河原町分隊、南材地区老人クラブ連合会、南材赤十字奉仕団、若林区役所、若林警察署等の皆さんが参加しました。銀行利用者や買い物客等は特殊詐欺の怖さを伝えた音声メッセージに聞き入るとともに、特殊詐欺被害防止ののぼり旗を注視するなど、関心が高かったようです。
〇 傘下各地域防犯協会がJA支店に啓発活動の協力を要請
大崎東部地区防犯協会連合会と傘下の各地域防犯協会は古川警察署生活安全課の支援を受け、全国地域安全運動期間の10月11日(日)から20日(火)までの間、JA新みやぎの各支店に特殊詐欺被害防止啓発活動への協力を要請しました。この取組では、各支店に対して、来店者への特殊詐欺被害防止の声がけのほか、チラシや標語入りマスク等の配布をお願いしました。JA新みやぎ各支店の皆さんには快く引受をいただきました。
〇 「三本木特殊詐欺なくし隊」が被害防止活動を実施
自主防犯ボランティアの「三本木特殊詐欺なくし隊」は年金支給日の10月15日(木)、三本木地内の郵便局やその他の金融機関周辺において特殊詐欺被害の防止を呼び掛ける街頭活動に取り組みました。この取組には、大崎東部地区防犯協会連合会、古川警察署生活安全課・三本木交番から約10人が参加しました。同団体は多発する特殊詐欺被害を抑止するため、あらゆる機会をとらえて広報活動を行っております。地域の方々から「他人事だと思っていたが、いろいろあるんだね。気を付けます」の声が聞かれるなど、一定の成果があったようです。
〇 竹ノ内・大江向防犯協会が全国地域安全運動の実施を広報
大崎東部地区防犯協会連合会傘下の竹ノ内・大江向防犯協会は10月14日(水)午後6時から、竹ノ内地内等に地区防連や古川警察署生活安全課から約20人が参加して、全国地域安全運動が実施されていることを知らせる広報キャンペーンに取り組みました。この取組では、二班それぞれが、大型商業施設に分かれてチラシや防犯グッズを配りながら、同運動の重点が「子どもと女性の犯罪被害防止」「特殊詐欺の被害防止」であることなどを広報しながら、地域住民の方々の防犯意識の高揚と地域安全活動の周知を図りました。また、買い物客のほとんどが車での来店のため、車上ねらいの被害にも注意するよう併せて呼び掛けました。
〇 大崎市防犯実働隊三本木分隊が研修会を開催
大崎東部地区防犯協会連合会傘下の大崎市防犯実働隊三本木分隊は10月15日(木)午後7時から、大崎市三本木地内に約20人が参加して研修会を開催しました。研修会では、大崎市三本木総合支所地域振興課と古川警察署生活安全課の皆さんの協力を受けました。警察署からは、三本木地区内の犯罪情勢について説明を受けたほか、全国地域安全運動の重点項目について、活動時におけるアドバイス等を指導されました。研修会終了後は、3班に分かれて三本木地区内のパトロールを行いました。
〇 古川東中学校生徒らと合同のキャンペーンを実施
大崎東部地区防犯協会連合会は10月19日(水)午後4時から、古川旭地内の大型商業施設に、古川東中学校の生徒や教職員、大崎東部地区少年補導員協会、大崎市防災安全課及び古川警察署生活安全課から約60人が参加し合同キャンペーンを行いました。この取組は全国地域安全運動の一環として行ったもので、主に古川東中学校生徒がリーフレットやチラシ、防犯グッズを配布しながら、インターネットの適正利用のほか、少年非行防止、特殊詐欺被害防止、女性・子供の犯罪被害防止等を呼び掛けました。この活動は犯罪抑止はもちろんのこと、参加者の少年健全育成意識の高揚、自尊感情の醸成も目的としております。参加者から一定の成果があり有意義であったとの感想が聞かれたそうです。
〇 高倉地区防犯協会が一斉防犯診断を実施
大崎東部地区防犯協会連合会傘下の高倉地区防犯協会は10月18日(日)午前、同地区協会の防犯委員、防犯実働隊、防犯婦人部ら25人が参加し、高倉地区の67世帯に対する一斉防犯診断を行いました。防犯診断を実施するに当たって警察署管内の犯罪情勢や防犯診断の留意点について指導を受けるなど、地区連合会と古川警察署生活安全課の協力を受けました。今回は重点地区67世帯を5班に編成して、作業場、倉庫、車両等の施錠確認と侵入犯罪、車上狙い、特殊詐欺等の被害防止について注意を呼び掛けました。また、高倉地区はほとんどが農家であるため、米や畑からの農産物の窃盗被害等にも注意するよう指導しました。今回は日中の防犯活動であっため、防犯活動に対する理解と信頼を深めることができ、また絆も深まるなど有意義な活動となったようです。
〇 村田小学校の生徒に「いかのおすし」を指導
大河原地区防犯協会連合会は全国地域安全運動を前にした10月9日、村田駐在所と協力して村田小学校の生徒約20人に対し、子どもが知らない人に声をかけられた時に、被害に遭わないようにするための行動を示した「いかのおすし」(「いか」:知らない人について行かない、「の」:知らない人の車に乗らない、「お」:「助けて!」と大声をあげる、「す」:すぐに逃げる、「し」:周囲の大人に知らせる)を用いた防犯講話を行いました。この取組の際に、全国地域安全運動のチラシや防犯グッズを配りました。生徒からは、「被害に遭わないようにします」などの声が聞かれ有意義な活動となりました。
〇 年金支給日に特殊詐欺被害防止の街頭活動
大河原地区防犯協会連合会は年金が支給される10月15日(木)午前、柴田町内の金融機関付近において、柴田町役場、柴田町防犯実働隊及び大河原警察署から7人が参加し、特殊詐欺被害の防止に向けた広報活動に取り組みました。この取組では、のぼり旗を掲げながら注意喚起を行うとともに、迷惑防止機能付電話機の利用や留守番電話の設定等を呼び掛けました。
〇 仙台大学生を一日署長に委嘱してキャンペーン
大河原地区防犯協会連合会は10月16日(金)午後、柴田町内のスーパーマーケットにおいて、仙台大学及び大河原警察署から15が参加して特殊詐欺被害の防止に向けたキャンペーンに取り組みました。この取組では、大河原警察署が仙台大学の男女2人の学生を一日警察署長に委嘱し、宮城県警のシンボルマスコット「みやぎくん」と同地区防連のキャラクター「あんちゃん」とともに、買い物客らに特殊詐欺被害の防止に向けた注意喚起と迷惑防止機能付電話機の利用、留守番電話の設定等を呼び掛けました。
〇 大河原中学校生徒が万引き防止の啓発活動
大河原地区防犯協会連合会は10月17日(土)午前、大河原町内のスーパーマーケット周辺等において、大河原中学校及び大河原警察署から約20人が参加して少年の健全育成のキャンペーンに取り組みました。この取組では、大河原中学校の生徒が買い物客らに広報用のチラシや防犯グッズを配りながら、「万引きは、しない・させない・許さない」などを合言葉に、非行防止を呼び掛けました。生徒らは買い物客等から「頑張ってください」などと励まされ、とれも元気付けられたそうです。
若林区防犯協会連合会傘下の南材地区防犯協会は9月15日(火)午前、若林区役所及び若林警察署と協力しながら10人が参加して、河原町地内の銀行や商店街、コンビニ等の周辺において特殊詐欺抑止の活動を行いました。銀行利用者や買い物客は比較的高齢者が多かったようで、新手の特殊詐欺の怖さを一人でも多くの人々に知っていただくようにと、防犯チラシや防犯グッズを配りながら広報啓発に努めました。取組の中で、チラシ等を受け取った高齢者から、「私は大丈夫です」「どうせお金がありませんから」などの返事が返ってくることがあり、取組に参加した皆さんは、少し心配になったようで、「大切な財産を簡単にだまし取る特殊詐欺について、さらにその怖さを今まで以上に訴え続けていかなければ」などと、気持ちを新たにしているそうです。また、同防犯協会は他機関とも連携しながらいろんな防犯活動に取り組んでいますが、これが奏功して他機関が自己の広報紙にそれを取り上げるなど、活動の広がりがみられています。
若林区防犯協会連合会傘下の若林地区防犯協会は7月31日(金)、8月14日(金)及び21日(金)、延べ12人が参加して夏の地域安全運動に取り組みました。この取組では午前中、大型スーパー周辺において特殊詐欺被害防止に向けたチラシ配布を行いました。また午後からは若林、古城の両小学校周辺において青パトによる巡視のほか、要所要所に停車しながらの監視等、児童生徒の見守り活動を行いました。さらに午後7時から同8時半までの間、青パトによる地区内の夜間パトロールに取り組みました。
若林区防犯協会連合会傘下の南材地区防犯協会は9月10日(木)、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から中止していた「南石切町サロン活動」を、感染防止策を講じながら今年度初めて開催しました。この活動には、南材木町小学校の校長先生はじめ、畳屋丁町内会長、仙台市福祉協議会、若林区役所、河原町地域包括支援センターの職員、そして、南材地区住民の方々ら17人が参加しました。この中で、「警察官や銀行協会職員に成りすまし、言葉巧みにカードの暗証番号を尋ねたり、カード回収や交換のために訪問を示唆する電話は、全て特殊詐欺の手口と疑い、絶対に信じないように」と、チラシを配りながら注意を促しました。この活動に参加した住民の方から、「特殊詐欺防止の話をしていただき、心強く感じた」「指導を受けたことはすぐに実行することが大事」などの声をいただきました。