「ZAO P.S.C.」の皆さん
平成25年9月19日、白石地区防犯協会連合会と宮・永野・平沢・遠刈田各地区防犯協会は、蔵王町・蔵王町教育委員会・蔵王町立宮中学校・同円田中学校・同遠刈田中学校・白石警察署と連携して、中学生自主防犯ボランティア団体「ZAO P.S.C.」の設立式を行うとともに、非行防止・防犯キャンペーンを行いました。
「ZAO P.S.C.」は既存の白石市立6中学校の自主防犯ボランティア「PSCパトロール」をお手本に、蔵王町立全3中学校で結成され、蔵王(ZAO)と「Police(警察)」「Student(生徒)」「Cooperation(協力)」の頭文字から名付けられました。今後、各地域で防犯活動やいじめ撲滅運動などを展開していく予定としています。
設立式では、白石警察署との協定書の締結、蔵王町からの活動品の贈呈、中学生による決意表明が行われました。
設立式の後は、蔵王町役場前で県警マスコット「みやぎくん」とあいさつ運動をしたり、大型スーパー前で蔵王町ゆるキャラ「ざおうさま」と防犯キャンペーンを行いました。
「ざおうさま」(左)と「みやぎくん」(右) 防犯キャンペーンの状況
大崎市高倉地区では、高齢者を犯罪被害から守る対策として、平成14年から防犯協会と民生児童委員の協働活動の一つとして、同地区の独り暮らし世帯、高齢者世帯に鉢花を贈りながら、犯罪や事故等の被害に遭わないよう声掛けを行う「防犯友愛訪問」を行っています。
先般実施されました同地区での防犯友愛訪問は、警察相談の日でもある9月11日に行われたことから、高齢者が被害に遭いやすい悪質訪問販売や振り込め詐欺の被害防止とともに、警察相談について「一人で悩まないで#9110」の広報も行われました。
訪問は、独り暮らし世帯、日中一人の在宅高齢者世帯、高齢者世帯及び震災被災移住世帯を対象として行われ、民生委員から鉢花、防犯協会員や古川警察署員からチラシを手渡しながら、犯罪被害防止と警察相談等の声掛けを行いました。
訪問した高齢者からは「外に出る機会もなく話(情報)も聞けないので、訪問して話を聞けてうれしい」、震災で沿岸部からの移住者からは「周りは知らない人ばかりで心細かったが、私たちにも声を掛けていただき助かります」などと感謝されました。
発足式の状況
仙台南地区防犯協会連合会内(太白区・若林区)に所在する9中学校・1高等学校の計10校の生徒たちが賛同して中学・高校生防犯ボランティアグループ「SSGパトロール」を発足させました。
SSGとは、Student(生徒)、Selfdefense(自己防衛)、Group(集団)の頭文字から名付けられ、中高生が「自分たちの街は自分たちで守る」という自己防衛意識を持った集団として、自主活動を積極的に推進し、犯罪のないまちづくりを目指すことを活動理念としております。
これまでも学校単位で様々な自主活動を行っていましたが、各学区にとどまらず参加学区全体の活動として実施されることにより、活動する中高生と地域住民相互の連帯感をより一層強め、仙台南地区全体が一体となった活動として犯罪抑止と防犯意識高揚の相乗効果が得られることから今回の結成に至ったものです。
平成25年8月30日に仙台市太白区文化センターにおいて、参加校10校約150名と仙台市防犯協会連合会、仙台南地区防犯協会連合会、仙台南警察署等の関係機関・団体など約250名が出席して、SSGパトロール発足式が行われました。
なお、参加校は、長町中学校、富沢中学校、袋原中学校、柳生中学校、蒲町中学校、六郷中学校、七郷中学校、八軒中学校、南小泉中学校、聖ウルスラ学院英知高等学校となっています。
夜間巡視の状況
七郷防犯協会では夏の地域安全運動の一環として、七郷地区全域において、一斉の夜間防犯巡視活動を行いました。
防犯巡視活動は、それぞれの町内会単位で計画をたて、町内会執行役員、防犯指導員等が参加して、概ね午後7時から午後9時まで間の約1時間程度でそれぞれの区域内の巡回パトロールを行いました。町内会によっては、7月2回、8月4回程度行われています。
巡回パトロールは、路上は勿論、空き地、空き屋、公園などについて不振人物、不審行動等について注意を払うとともに、街路灯の点検等も併せて行いました。
仮設住宅の巡回状況
会場の様子
河北地区防犯協会においては、夏の地域安全運動期間中であり、かつ、各地において夏祭りが開催されている時期でもあることから、平成25年8月11日に開催された
○ サマーフェスタイン河北
○ 北上地区夏祭り
○ 大須夏祭り
の各夏祭り会場において、「だまされちゃいけない!振り込め詐欺!!」のウチワを配布しながら、会場に訪れた地域の人々に特殊詐欺被害防止をはじめとする犯罪被害防止の広報啓発活動を行いました。
防犯寸劇の様子
仙台市立東仙台中学校の生徒で構成する児童生徒健全育成ボランティア「東仙中スーパーアルカス」が、平成25年8月9日、公益財団法人仙台ひと・まち交流財団東部市民センター主催・協力のもと、同センター大広間において、地域住民や児童館登録児童等を対象に防犯寸劇による防犯広報を行いました。
防犯寸劇は、「東仙中スーパーアルカス」の11名が「悪徳商法」「振り込め詐欺」「いじめ」の3テーマについて寸劇が行われました。それぞれのテーマごとに寸劇を行い観客に注意を喚起していました。
また、仙台東警察署の担当官からも観客に、最近の情勢や被害防止対策等についてワンポイントアドバイスも行われ、大変有意義な防犯広報がなされました。
観客からは「中学生が地域の中で防犯に関して活躍する姿は小学生にも地域の大人にも良い刺激になる」「防犯寸劇は大変素晴らしい内容であった」等の感想も聞かれ、防犯効果の高い防犯広報がなされました。
開会式の状況
苦竹防犯協会では、夏休み期間中における犯罪の防止と少年の健全育成を目的に、平成25年7月28日(日)、仙台市立東仙台小学校体育館において、少年少女球技大会を開催しました。
同球技大会は、苦竹防犯協会の主催で毎年実施しているもので、苦竹防犯協会内の3小学校(東仙台小学校、原町小学校、宮城野小学校)の児童とその保護者150名が参加して行われました。防犯協会会員が審判を務め、防犯の横断幕や桃太郎旗を掲出するとともに、犯罪被害の防止や少年の健全育成の協力依頼について呼び掛けました。
試合は、6地区7チームで白熱した試合が展開され入賞チームには高橋会長から表彰が行われました。
球技大会の様子
通学路での巡視活動
上杉地区防犯協会では、小学生の登下校時の見守り活動の一環として学校ボランティア防犯巡視活動を行っています。
平成25年7月19日には、上杉山通小学校の登校時間帯及び下校時間帯にあわせて、同協会の防犯実働隊及び協会女性部員等の有志が集まり、2?3のグループに分かれて小学校正門付近及び学区内の通学路等において巡視活動を行いました。
なお、学校ボランティア防犯巡視活動は、上杉地区防犯協会の自主活動及び地域活動として、児童生徒の通学路において子供達と挨拶を交わすことにより地域の安全・安心の環境づくりに役立てるとともに、犯罪の防止と交通事故防止を図ることを目的として行われております。
一日防犯実働隊員の6名
大崎東部地区防犯協会連合会の長岡地区防犯協会では、平成25年7月25日、大崎市立長岡小学校の6年生6名を一日防犯実働隊員に委嘱し、地区内を巡回しながら「一日防犯実働隊」として広報啓発活動を行いました。
委嘱式は大崎市立長岡小学校において行われ、長岡地区防犯協会長から小学6年生6名に対して委嘱状が交付されました。その後、「一日防犯実働隊」のタスキをかけた小学生6名は、長岡地区防犯協会員等と共に、地区内の金融機関、コンビニを訪問し啓発活動を行うとともに、大型ショッピングセンターにおいては来客者に防犯チラシや防犯グッズを配りながら「一日防犯実働隊で?す。防犯に心がけてください。」と呼び掛けながら注意喚起を促していました。
小学生の「一日防犯実働隊」ということもあって、来客者の関心も高く「ご苦労さん」「小学生の活動に感心した」などとの声も聞かれ効果的な広報啓発活動が行われました。