加美地区防犯協会連合会では、10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されることに伴い、10月6日(土)、加美町やくらい文化センターにおいて、平成30年全国地域安全運動加美地区大会を開催しました。加美地区大会は、警察や各自治体等と連携し、加美地区の防犯団体や加美地区交通安全協会、少年補導員協会、児童生徒健全育成ボランティア「色麻学園アルカス」等の関係機関団体の関係者約60名の参加の下に開催されました。
同大会では、加美地区防連の会長である加美町長と警察署長の挨拶、色麻町議会議長の祝辞の後、長年にわたる防犯活動功労や防犯作文・ポスターコンクール入賞者に対する表彰を行いました。表彰式終了後は、加美・色麻両町職員と警察署員による特殊詐欺の被害防止に向けて注意を呼びかける寸劇、アトラクションとして郷土芸能「莱鳴太鼓」が披露されました。最後に、色麻学園アルカスにより「大会宣言」を行い、盛況のうちに大会は終了しました。
大崎東部地区防犯協会連合会では、10月11日から10日間にわたり実施されている全国地域安全運動に伴い、同運動の初日である10月11日(木)、イオン古川店において、古川東中学校生徒と合同で防犯キャンペーンを実施しました。
同キャンペーンは、当連合会や警察署、古川東中学校生徒等約20名が参加し、イオン古川店入口において、全国地域安全運動実施中の横断幕や自転車盗・万引き防止広報用のぼり旗を掲げ、来店客に対して「自転車盗被害防止」や「万引きは絶対ゆるサンド」の広報用チラシ、防犯グッズを配布しながら被害防止や注意を呼びかけました。参加した中学生からは「緊張したけどやりがいがありました」、また、来店客からは「子ども達に声をかけて貰えるのはうれしい」、「被害にあわないように気を付けます」などの声が聞かれました。
河北地区防犯協会連合会では、10月11日(木)から10日間実施される全国地域安全運動に伴い、10月11日(木)、河北警察署において「平成30年全国地域安全運動河北地区出動式」を開催しました。
出動式は、当連合会の防犯関係者や河北警察署、石巻市総合支所等関係機関・団体から約60名の参加の下に開催しました。 出動式に先立ち、河北警察署長から石巻市立河北幼稚園の「千葉詠士くん、遠藤紗來ちゃん」の2人に「一日警察署長」の委嘱状を交付し、また、河北地区防犯協会連合会長から各支部に対して青色回転灯を贈呈しました。
出動式では、一日警察署長の委嘱を受けた園児2人が「地域安全宣言」を読み上げた後、生活安全課長の号令により、パトカー9台、青パト6台が管内のパトロールに出動しました。
出動式終了後、一日警察署長の園児2人と防犯協会員、少年補導員等約20名が、ウジエスーパー飯野川店において、来店客を対象に防犯キャンペーンを実施しました。キャンペーンでは、来店客に対し、広報チラシや防犯グッズを配布しながら子どもや女性の犯罪被害防止や特殊詐欺被害防止、万引き防止等について呼びかけを行いました。来店客からは、「小さな子ども達が頑張っている姿に元気をもらいました、詐欺等の被害にあわないように気を付けます」等の声が聞かれ、有意義な活動となりました。
岩沼地区防犯協会連合会で、~無施錠被害撲滅「愛錠」プロジェクトを始動~
同地区防連では、警察署や自治体等と連携し、10月11日から10日間実施される全国地域安全運動に伴い、10月11日名取市役所において、増田中学校生徒等関係者120名が参加し、「出動式」を開催しました。
出動式では、無施錠被害撲滅「愛錠」プロジェクトの防犯広報マスコットキャラクター「ロッキー(岩鍵)くん」考案者への感謝状贈呈、増田中学校生徒等による「愛錠」宣言を行い、出動式終了後は、イオンモール名取店において「無施錠被害防止キャンペーン」を実施しました。
「愛錠」プロジェクトとは、岩沼警察署管内では、刑法犯認知件数は年々減少傾向にあるものの、侵入窃盗や自転車盗等の無施錠被害は増加傾向にあり、施錠習慣が定着していない現状にあります。そこで、これまで、鍵かけについてはツーロック広報を展開してきたところですが、一つでも鍵をかけることで十分に防犯効果が期待できることから、施錠習慣の定着化を図ることを目的として、「大切なものには”愛錠”を」を合い言葉に、無施錠被害撲滅「愛錠」プロジェクトと題して施錠広報を始めたものです。 当プロジェクトでは、広報マスコットキャラクターとして、岩沼地区の「岩」(ROCK)と「鍵」(LOCK,KEY)をかけた「ロッキー(岩鍵)くん」を策定し、増加傾向にある侵入窃盗と自転車盗等の被害を防止し、安全安心な地域社会の実現に向け、今後、「ロッキーくん」を活用した防犯広報を推進していくこととしています。
この「防犯友愛訪問活動」は、高齢者を犯罪被害から守る対策として、大崎東地区防犯協会連合会と古川警察署が各地区に呼びかけたところ、「高倉地区防犯協会」が趣旨に賛同し、高倉地区民生児童委員との協働活動の一環として16年間継続している活動です。今回の活動は、9月13日(木)、当連合会や高倉地区防犯協会、高倉地区民生児童委員、高倉地区社会福祉協議会、警察署員等10名の参加の下で実施しました。
活動は、5班に分かれ、独居高齢者、高齢者世帯37世帯を訪問し、日頃の様子や健康状態等を聞きながら、ナデシコの鉢花と防犯チラシを手渡して、多発している「特殊詐欺」の被害にあわないよう被害防止に向けたアドバイスや健康管理について声がけを行いました。訪問した高齢者からは、「一人暮らしだと、何日も人と話をしないことがある、今、世間で何が起きているのかも分からない、こうして教えてもらうと安心する」など、多くの感謝の声が聞かれ、有意義な活動となりました。
気仙沼ぼうはんセンターでは、キヤノンマーケティングジャパンから「AED」(自動体外式除細動器)を寄贈されることとなり、9月27日、気仙沼市役所において、気仙沼署員や気仙沼地区防犯協会連合会の会員等関係者約20名の出席の下、贈呈式を開催しました。キヤノンマーケティングジャパンでは、CSR(社会貢献)活動の一環として寄贈したもので、贈呈式では、仙台支店営業部長は「気仙沼ぼうはんセンターが今年5月に開所したことを知り、地域の安全作りに役立ててもらおうと贈呈を決めた、救える命を一つでも助けてもらえば」と、センターの千葉代表に手渡されました。贈呈式終了後には、参加した防犯協会員が同社社員から、寄贈された「AED」の使用方法等心肺蘇生の講習を受けました。気仙沼ぼうはんセンターは、これまで地域における防犯パトロール等の活動拠点とされていましたが、AEDの寄贈を受けたことにより、救命拠点としても活動可能となったことから、市民の安全安心まちづくりに大きな期待が寄せられています。
仙台南地区防犯協会連合会傘下の六郷防犯協会では、子ども達の下校時間帯を中心に青パトによる防犯パトロールを実施しました。パトロールには、六郷防犯協会の防犯委員3名が参加し、通学路においてあいさつや声がけを行うなど、子ども達の「見守り活動」を実施し、さらに、商店やアパート等の駐輪場において盗難防止に向けた自転車の防犯診断を実施しました。
塩釜地区防犯協会連合会傘下の松島町高城地区安全・安心パトロール隊等は、8月10日(金)高城地区内の通学路や駅前、コンビニ等を対象に防犯パトロールを実施しました。
同パトロールは、高城地区安全・安心パトロール隊や地区行政員による自主パトロール隊等約20名参加の下、3班に分かれ、地区内全域をパトロールし、部活動で帰宅時間の遅くなった学生への声がけや無灯火自転車への注意呼びかけ、防犯灯・街路灯のチェック等幅広いパトロールを実施しました。
仙台南地区防犯協会連合会傘下の中田防犯協会では、JR南仙台駅駐輪場において、本年6月末現在で自転車盗が23件発生し増加傾向にあることから、南仙台交番と連携し、自転車盗難防止広報活動を実施しました。同活動には、中田防犯協会と南仙台交番から10名が参加し、特に盗難被害の多い南仙台駅東口と西口の二手に分かれ、通行人や駅利用客を対象に広報用チラシやワイヤー錠を配布しながら自転車の盗難被害防止を呼びかけ、さらに、同駐輪場に駐輪中の自転車の施錠や防犯登録の状況について確認・調査を実施しました。調査結果については、「自転車125台」中、二重ロック26%、単ロック74%、無施錠4%、防犯登録74%、「バイク36台」中、二重ロック19%、単ロック81%という調査結果でした。中田防犯協会では、今回の調査結果を参考に、今後とも自転車盗難防止に向け、キャンペーン等を実施していくこととしています。
河北地区防犯協会連合会では、河北警察署と協働で「地域安全ネットワーク会議」を開催しました。同ネットワークは、昨年10月「安全・安心につながる情報を関係機関団体等が相互に共有し、官民一体となって安全で安心して暮らせる街づくりに努める」との趣旨の下に発足したもので、警察署や防犯協会、学校、金融機関、県漁協、商工会、総合支所等9団体25企業が加入しています。
同ネットワーク会議は「地域住民の身近な犯罪や交通事故発生状況等の情報を共有し、各会員が独自の広報手段を活用して広く地域住民に提供することで事件事故の未然防止と会員の防犯活動の活性化を図ることを目的として、8月23日(木)、関係者約30名の出席の下に開催しました。
同会議では、管内の犯罪情勢や各会員の防犯活動の取組状況等が報告され、今後とも、会員相互の緊密な連携と情報共有により「安全で安心な街づくり」に貢献していくことを申し合わせました。