南三陸地区防犯協会では、全国地域安全運動の活動の一環として、南三陸警察署や南三陸地区少年補導員協会、フコク生命等と連携し、10月15日(水)、七十七銀行志津川支店において特殊詐欺等犯罪被害防止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。同キャンペーンは、防犯協会員や少年補導員、フコク生命社員等関係者21名、さらに、南三陸町のオリジナルキャラクター「オクトパス君」も参加して実施しました。、七十七銀行志津川支店前では各種のぼり旗を掲げ、来店客を対象に、フコク生命が作成した特殊詐欺被害防止チラシや南三陸警察署のオリジナルキャラクター「オクトポリス君」が描かれたポケットティッシュ等を配布しながら、振り込め詐欺や架空請求詐欺等特殊詐欺の被害防止、子どもや女性を狙った各種犯罪の被害防止を呼びかけました。
佐沼地区防犯協会連合会傘下の新田地区防犯協会、迫地区防犯指導隊は、新田小・中学校、同校PTA、同校運営協議会、同地区交通安全協会とともに、10月16日、新田小学校校庭において、関係者約150名参加の下、「新田小・中学校 子ども見守り隊」の発足式を開催しました。この、子ども見守り隊は、これまで、同校PTA役員や同校運営協議会から「子ども達を犯罪被害から守るため見守り活動等を積極的に実施し、地域で子ども達を守るという意識を高めていきたい」との強い要望があり、佐沼地区防犯協会連合会と佐沼警察署が新田小・中学校、新田地区防犯協会、迫地区防犯指導隊、同地区交通安全協会等に働きかけ「子ども見守り隊」の発足に至ったものです。発足式では、新田小学校長の挨拶、佐沼警察署副署長の祝辞の後、同校長からPTA役員に「マグネット式ステッカー」を授与しました。 同ステッカーは、両校と佐沼警察署の名入りで「子どもを守る安全パトロール中」と書かれ、PTA等パトロールを実施する見守り隊が車に貼付けて活動するマグネット式のステッカーで、PTAや防犯協会、交通安全協会等が出資して100枚作製したものです。発足式終了後、両校父兄や防犯指導隊の車にステッカーを貼付け「見守り隊」車両の出動式を行いました。今後、両校PTA等の見守り隊は、交代でステッカーを貼った車両により、地域のパトロールを実施することとしています。
遠田地区防犯協会連合会では、全国地域安全運動期間中の10月17日(木)、涌谷町立涌谷幼稚園において、防犯協会員や遠田警察署生活安全課員が出席し、幼稚園児による「特殊詐欺被害防止用通帳ケース」を活用した防犯広報を実施しました。同活動は、はじめに生活安全課員が全児童49名を対象に、防犯の合言葉「いかのおすし」を活用して犯罪被害に遭わないための講話を行いました。その後、防犯協会員と生活安全課員が、同園5歳児16名を対象に、宮城県防犯協会連合会が高齢者向けに作成・配布した「特殊詐欺被害防止用通帳ケース」に祖父母の似顔絵や特殊詐欺被害防止に向けたメッセージを書くように依頼したところ、園児らは、カラーペンを使って楽しそうに似顔絵や「きをつけてね」、「だまされないでね」等と書き上げました。こうした園児らの思いのこもった「通帳ケース」を手にした「おじいちゃん・おばあちゃん」からは、一人の被害者も出ないよう大きな効果を期待しています。
仙台東地区防犯協会連合会傘下の苦竹防犯協会では、例年、児童生徒の犯罪被害防止や少年の健全育成、地区内の親睦を深めることを目的として、「少年少女球技大会」を開催していますが、今年も7月28日(日)、東仙台小学校体育館において、「第55回少年少女球技大会」を開催しました。
大会には、苦竹防犯協会が管轄する、宮城野小学校から1チーム17名、原町小学校から6チーム88名、東仙台小学校から3チーム42名、計10チーム171名、その他、防犯協会や保護者、町内会、警察署等から関係者併せて260名参加の下に開催され、今年も恒例の「ソフトバレーボール」で熱戦が繰り広げられました。競技終了後は、苦竹防犯協会から選手や保護者に子どもたちの犯罪被害防止等を呼びかける防犯うちわや防犯グッズ等が贈呈され、児童・生徒や父兄等の親睦が図られるとともに少年の健全育成に有意義な大会となりました。
仙台東地区防犯協会連合会傘下の岩切・今市防犯協会では、警察署や町内会等と連携し、八坂神社境内等で開催された「八坂神社夏祭り」開催に伴い、会場及び会場周辺の東光寺や七北田川河川敷等において防犯パトロール等を実施しました。
夏祭りパトロールには防犯協会や警察署員等15名が参加し、来場者や地域住民に対して、自転車やオートバイの盗難防止、子どもや女性の犯罪被害防止、少年非行防止等を呼びかけました。祭りは、地域住民等が多数来場し賑わいを見せていましたが、大きな事件事故もなく、無事終了しました。
この「防犯友愛訪問活動」は、大崎東部地区防犯協会連合会と古川警察署が高齢者を犯罪から守る対策として、平成14年に各地区に呼び掛けたところ、「高倉地区防犯協会」が趣旨に賛同し、地区民生委員会等と協働して17年間継続している活動です。
今回の活動は、9月13日(金)、高倉地区防犯協会や地区民生委員児童委員、社会福祉協議会等から20名が参加し、高倉地区の一人暮らし高齢者や高齢者世帯27世帯を訪問したものです。出席者は、事前に生活安全課員から特殊詐欺被害防止対策等について教示を受け、参加者は5班に分かれ、対象家庭を訪問し、日頃の生活や健康状態を聞きながら、ナデシコの鉢花や広報用チラシ等を手渡し、特に多発する特殊詐欺の被害防止についてアドバイスするとともに、健康管理について声がけを行いました。訪問した高齢者からは、「電話で知らない人からお宅は一人暮らしですか、と聞かれて気味が悪かった、こうしていろいろ教えてもらうと安心する」などの感謝の声が寄せられるなど、有意義な活動となりました。
角田地区防犯協会連合会傘下の西根防犯協会では、夏の地域安全運動が終了した9月7日(土)、各分会の運動期間中の活動実施報告を兼ね、役員による移動研修会を開催しました。
同研修会は、西根駐在所員や防犯協会役員等15名が参加し、各分会から夏の地域安全運動期間中のたまり場パトロール等の実施報告があり、その後、勉強会に移りました。
勉強会では、西根駐在所長から「角田警察署管内の犯罪情勢」の説明や、DVDを活用して「特殊詐欺」等の被害防止対策等について講話があり、広報啓発活動や防犯パトロール、子ども達の見守り活動等防犯活動の重要性を再認識しました。参加者からは、「西根地区は犯罪の少ない地域ではあるが、気を抜かずに防犯活動を実施していきたい」、「子ども達が痛ましい事件の被害に遭わないよう、地域全体で見守っていきたい」などの感想が寄せられるなど、有意義な研修会となりました。
石巻市防犯協会石巻支部山の手分会では、夏の地域安全運動期間中の8月23日(金)、山の手分会防犯実働隊員、防犯婦人部員、計25名が参加し、同地区の高齢者世帯を訪問し、防犯診断を実施するとともに特殊詐欺被害防止に向け注意を呼びかけました。
山の手地区は、高齢者世帯が多く、特に、夏季期間中は空き巣や忍び込み等盗難事件の多発が懸念されたことから、参加者を5班に分け、一人暮らしの高齢者宅を重点に訪問、広報用チラシと防犯グッズを配布しながら、戸締りの状況を確認し、空き巣や忍び込み等の盗難防止、さらに、オレオレ詐欺等特殊詐欺の被害防止を呼びかけました。
角田地区防犯協会連合会と角田警察署は、9月2日(月)、角田警察署署長室において、「角田・丸森防犯広報大使」委嘱式を開催しました。防犯広報大使に委嘱されたのは、丸森町在住のシンガ・ソングライター「taeさん」で、今回で大使3年目(任期は1年)となります。委嘱式は、警察と防犯協会関係者10名が出席し、佐藤警察署長から制服姿の「taeさん」に委嘱状が交付され、交付を受けた「taeさん」は、「角田警察署と連携して、各種防犯キャンペーン等に積極的に参加し、情報発信に努めたい」と抱負を述べていました。 「taeさん」は、今後、10月11日から実施される「全国地域安全運動」等に積極的に参加することになっています。
角田地区防犯協会連合会傘下の大内地区防犯協会では、夏季における地域安全運動の活動の一環として、青色パトロール車を活用し、大内地区全域にわたり、特殊詐欺被害防止の広報啓発と夏休み中の少年のたまり場となり易い場所を重点としたパトロールを実施しました。本活動は、青パトによる「見せる防犯活動」を実施したもので、地域住民から感謝の言葉が寄せられるなど、防犯活動に対する理解が得られ、さらに、各種犯罪の防止、少年非行の防止等に有意義な活動となっています。