大崎東部地区防犯協会連合は10月29日(金)、古川警察署生活安全課と連携して「大崎市老人クラブ連合会」に対する出前講座を開催し、特殊詐欺被害の防止を呼び掛けました。この出前講座は、特殊詐欺被害の多くが高齢者となっていることから、同老人クラブ連合会の要請を受けて行われたもので、開催場所の「グランド平成」に61人の会員が出席しました。古川署員が講師となり、パワーポイントやDVDを使って、特殊詐欺の手口や犯行状況、被害防止のアドバイスなどをわかりやすく説明をしました。特に、出席者は特殊詐欺電話撃退装置の説明に大きな関心を寄せたそうで、防犯意識が高まったということです。
仙台南地区防犯協会連合会傘下の大野田防犯協会は、全国地域安全運動期間中、西大野田、大野田、長町新田、南大野田及び太子堂の5町内会が防犯パトロールや防犯灯の点検などに取り組みました。その状況は次のとおりです。
〇 西大野田町内会
西大野田町内会は、町内会役員ら10人が参加して富沢駅、大野田小学校、公園、ゴミ置場などに対する防犯パトロールを行いました。パトロールは午後7時から実施し、それぞれ警戒するとともに、防犯灯の点灯状況なども確認しました。
〇 大野田町内会
大野田町内会は、町内会役員ら7人が参加して大野田小学校をはじめ大野田1丁目から3丁目及び5丁目の主要道路や路地、公園などに対する防犯パトロールを行いました。パトロールは午後8時ころから実施し、不審者(物)、公園の清掃状況などを確認したほか、ゴミ置場や防犯灯の点検も行いました。
〇 長町新田町内会
長町新田町内会は、防犯パトロール隊員6人が参加して大野田小学校をはじめ長町新田町内会一円に対する防犯パトロールを行いました。パトロールは午後6時ころから実施しました。
〇 南大野田町内会
南大野田町内会は、町内会役員ら8人が参加して富沢小学校をはじめ南大野田公園、西公園などに対する防犯パトロールを行いました。パトロールは午後5時から二班に分かれて実施し、公園の遊具施設や街路灯・防犯灯を点検しました。途中、視認を妨げる街路樹を確認したため、後日、区役所に改善をお願いすることとしました。
〇 太子堂町内会
太子堂町内会は、防犯実働隊、協会委員、町内役員ら5人が参加して、公園など太子堂町内会一円に対する防犯パトロールを行いました。パトロールでは、放置自転車や空き家などの確認を行うとともに、地域住民に自主防犯について声掛けをしました。
石巻地区防犯協会連合会傘下石巻市防犯協会石巻支部の稲井、釜・大街道、北、蛇田及び山の手の5分会は、全国地域安全運動期間中、各種取組みを行いました。その状況は次のとおりです。
〇 稲井分会が稲井小・中学校に文具を配布
稲井分会は、児童生徒の安全・安心を願って、稲井小学校には稲井分会名入りのノートを、稲井中学校には同様に蛍光ペンを配りました。例年は、下校時に合わせて児童生徒に配っていましたが、コロナ感染防止の観点から学校に配ってもらうようにしました。また、地域安全運動初日の10月11日(月)に行われた合同出動式には、分会から防犯実働隊員3人が参加しました。
〇 釜・大街道分会が防犯パトロールや広報活動を実施
釜・大街道分会は10月11日(月)、防犯実働隊員4人が参加して青パトによる防犯パトロールや広報啓発活動に取り組みました。防犯パトロールでは、釜・大街道地区内を巡回して小学校や公園などにおける不審者(車)に対する警戒を行いました。また、この活動の中で、自転車利用者に対するひったくりの被害防止、自転車事故の防止と防犯登録、特殊詐欺被害の防止などを呼び掛けました。
〇 北分会が防犯パトロールや見守り活動を実施
北分会は地域安全運動期間中3回(10月11日、14日及び20日)、防犯実働隊、同婦人部員10人が参加して、広報車を活用した防犯パトロールや小学校周辺での見守り活動を行いました。防犯パトロールでは、北分会管内の住民に防犯意識を高めるよう呼び掛けました。また、中里・開北・住吉の各小学校周辺においては下校時間に合わせた見守り活動を行いました。
〇 蛇田分会が防犯パトロールを実施
蛇田分会は地域安全運動初日の10月11日(月)、石巻南浜津波復興記念公園で行われた合同出動式に、分会員や婦人部員約30人が参加しました。その後参加者は、青パト4台のほか徒歩により蛇田地区全域の防犯パトロールを行いました。
〇 山の手分会が学区内パトロールを実施
山の手分会では、防犯実働隊や防犯婦人部から延べ約20人が参加して、青パトによる山の手地区内のパトロールを行いました。特に、10月21日(木)には、先生と分会役員が参加してが石巻小学校の「学区内パトロール」を行いました。このほか、地域安全運動初日の合同出動式には7人が参加しました。
白石地区防犯協会連合会傘下の白石、鎌先及び福岡の3つの防犯協会は、10月20日(水)、白石市内のスーパーに約30人が参加して、合同による「万引き防止等防犯キャンペーン」に取り組みました。この取組みでは、来店客にチラシや防犯グッズを配りながら、万引き防止や自転車盗など各種犯罪の防止、特殊詐欺被害防止などを呼び掛けました。また、スーパーに対しては、万引きされない環境づくりについて協力をお願いしました。白石警察署からも参加をいただきました。
気仙沼地区防犯協会連合会傘下の川内防犯協会は全国地域安全運動期間中、のぼり旗の設置や巡回パトロール等に取り組みました。同防犯協会では運動の開始とともに、本吉町下川内多目的集会所や上川内コミュニティー等に運動の実施を知らせるのぼり旗を設置したほか、広報車3台を運用して川内地区全域をパトロールしながら戸締りの徹底等犯罪被害防止を呼び掛けました。また、本吉町体育館前の駐車場において、交通安全や自主防犯意識の高揚などについて広報しました。
若林区防犯協会連合会傘下の南材地区防犯協会は、全国地域安全運動の一環として10月19日(火)、関係団体から約60人が参加し、「安全安心地域推進大会」を開催しました。この取組みには、南材地区内の各町内会、若林区役所、仙台市社会福祉協議会若林区事務所、若林警察暑等が参加しました。最初に、主催者や警察から“高齢者を狙った特殊詐欺の予兆電話が河原町地区でも多発している。広く被害防止の呼び掛けをお願いしたい”などと挨拶がありました。その後、3コースに分かれてパレードを行ったほか、途中、落書きの消去や路上のゴミ拾いなど環境美化の活動にも取り組みました。
大学学生ボランティア団体の「仙台大学ポラリス」は10月20日(水)、村田町地内の「道の駅 村田」に8人が参加して、来店客に特殊詐欺被害防止などを呼び掛けるキャンペーンに取り組みました。この取組には、大河原地区少年補導員協会、大河原地区防犯協会連合会及び大河原警察署の皆さんが参加しました。キャンペーンでは、広報用のチラシや防犯グッズを配りながら、特殊詐欺被害防止に向けた固定電話対策や少年を被害者にも加害者にもさせないための広報啓発などを行いました。
大崎東部地区防犯協会連合会傘下の大崎市防犯実働隊三本木分隊は10月21日(木)、大崎市三本木総合支所に約20名が参加して、「地域の安全を確保するための防犯実働隊の役割」と題した「三本木分隊研修会」を開催しました。研修会には大崎市三本木総合支所地域振興課、古川警察署生活安全課から関係職員が参加しました。冒頭、警察署員から子どもや女性犯罪の被害防止や特殊詐欺の被害防止について、ポスターなどの資料や特殊詐欺電話撃退装置の現物を使用して説明がありました。参加者からはわかりやすい説明だったと好評だったようです。研修会終了後、防犯実働隊員は青パトと徒歩組に分かれて三本木地内のパトロールに出動しました。
角田地区防犯協会連合会傘下の大張防犯協会と北江尻防犯協会は、全国地域安全運動期間中、防犯パトロールに取り組みました。その概要は次のとおりです。
〇 大張防犯協会
大張防犯協会は10月16日(土)午後3時から、広報車に2人が乗車して大張地区内の防犯パトロールに取り組みました。防犯パトロールでは、“空き巣の被害に注意しましょう”、“特殊詐欺被害に遭わないようにしましょう”などと呼び掛けました。
〇 北江尻防犯協会
北江尻防犯協会は全国地域安全運動に向けた取組を確認するため、11人が参加して会議を開催しました。その後の10月11日(日)、二人一組で北江尻地区内の防犯パトロールを行いました。
白石地区防犯協会連合会傘下の白石防犯協会は、年金支給日の10月15日(金)12人が参加して、白石警察署員6人とともに、特殊詐欺被害の防止を呼び掛けました。参加者は白石市内の金融機関で、窓口やATM利用者に広報啓発用のチラシや防犯グッズを配りながら被害に遭わないよう呼び掛けました。チラシなどを受け取った利用者からは「被害に遭わないよう気を付けます」などの声が聞かれたほか、後日、高齢男性から白石警察署に「特殊詐欺電話撃退装置を設置したい」との申し出があり、署員が自宅で説明を行ったところ、この装置を購入するに至ったということであり、広報活動の効果が見られたようです。