(公社)宮城県防犯協会連合会は、5月10日(水)午後1時30分から、宮城県多賀城分庁舎において、理事5名、監事3名が出席して「令和5年度第1回理事会」を開催しました。
理事会は姉歯和郎会長の挨拶に続き、専務理事と事務局長から、第1号議案「令和4年度事業報告並びに収支決算について」、第2号議案「理事、監事候補者の承認について」及び第3号議案「通常総会の招集について」の3議案について概要説明を行ったのち、質疑を経て採決が行われ、いずれの議案も原案どおり承認されました。
また、会長と専務理事から、前回の理事会以降の職務執行状況について報告があったほか、事務局から5月30日、通常総会後に開催する臨時理事会についての説明がありました。
なお通常総会には、本日の理事会で承認された第1号議案と第2号議案が議案として提出されるほか、臨時理事会では通常総会で新たに選出された理事の中から、会長、副会長及び専務理事を選任するための審議等を行う予定です。
第1回理事会の開催状況
(公社)宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)では、4月25日(火)県防連の事務所において、令和4年度の監事監査を受監しました。
監査は専務理事から令和4年度における県防連の事業報告、事務局長から収支決算報告を行ったのち、3人の監事が当該年度に係る会計帳簿や関係する資料を閲覧し、業務及び財産の執行状況について調査を行いました。
監査結果として、監事から
〇 事業報告については、法令及び定款に従い実施しており、不正な行為や法令違反は認められない。
〇 計算書類及び付属明細書については、県防連の財産及び損益の状況を適正に表示している。
との講評があり、監査を終了しました。
この結果については、5月10日に開催予定の「令和5年度第1回理事会」及び5月30日に開催予定の「令和5年度通常総会」において、監事から報告されます。
〇 監事監査の様子
最近、宅配業者等を装い玄関から強引に侵入したり、窓ガラスを破壊して住宅に押し入る等、巧妙かつ悪質な手口による強盗事件が全国で発生しています。
事件の発生を受けて、全国の警察が住民に向けて発信している防犯情報を紹介します(一部、県防連が加筆)。
防犯対策を講じるうえでの参考にしてください。
<防犯情報>
1 在宅時でも必ず施錠するなど、戸締りを徹底して下さい。
2 訪問者に対しては、不用意にドアを開けることなく、ドアスコープやインターホンで相手を確認して下さい。
3 来訪者に対しては、ドアロックやドアチェーンをしたまま対応して下さい。
4 外出先から帰宅した際には、背後や周囲に人がいないか確認して下さい。
5 電話等で在宅状況、家族の状況、資産状況を聞かれても答えないで下さい。
6 自宅には必要以上の現金を置かないで下さい。
7 不審を感じた場合は、ためらうことなく110番通報して下さい。
8 防犯性能の高い建物部品(錠、ドア、ガラス、防犯フィルム、シャッター等)を活用して下さい。
9 防犯設備機器(防犯カメラ、センサー付きライト、テレビ付きインターホン等)を活用して下さい。
10 常に緊張感を・・・「自分は大丈夫」は禁物です。
(資料提供 警察庁生活安全局生活安全企画課)
(公社)宮城県防犯協会連合会は、3月24日(金)午前11時から、宮城県多賀城分庁舎において、理事6名、監事3名が出席して「令和4年度第2回理事会」を開催しました。
理事会は姉歯和郎会長の挨拶に続き、事務局から提案のあった第1号議案「令和5年度事業計画並びに収支予算」、第2号議案「資金調達及び設備投資の見込み」、第3号議案「事務局職員の採用」、第4号議案「賛助会員の入会承認」の4議案について、専務理事が概要説明を行ったのち質疑を経て採決が行われ、いずれの議案も原案どおり承認されました。
なお、県防連の今後の日程については、4月25日(火)の「令和4年度監事監査」、5月10日(水)の「令和5年度第1回理事会」を経て、5月30日(火)仙台市青葉区のホテル白萩において「令和5年度通常総会」を開催することとしています。
※ 「令和4年度第2回理事会」の様子
公益社団法人 宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)では宮城県警察本部少年課(以下「県警少年課」)と連携し、児童に対する性的搾取被害防止に向けた広報用のテーブルフラッグ「お子様の笑顔を大切にします」を作成し、宮城県内のホテル、旅館のフロントに設置して、広く県民に被害防止を呼び掛けていくこととしました。
〇性的被害防止に向けた広報用テーブルフラッグを贈呈
この取組みは宮城県ホテル旅館生活衛生同業組合(以下「県ホテル旅館組合」)の協力を得て実施するもので、2月24日(金)、仙台市内のホテルモントレ仙台において、関係者が出席してフラッグの贈呈式が行われました。
贈呈式には県防連から姉歯和郎会長、県警少年課から高橋幸浩課長、県ホテル旅館組合から佐藤勘三郎理事長ほか各団体の関係者が出席し、姉歯会長の挨拶に続いて佐藤理事長にフラッグが手渡され、会長から理事長にホテル、旅館のフロント等での設置を要請しました。
贈呈式の終了後、報道機関の取材に応じた佐藤理事長から「早速、フラッグを組合に加盟している県内のホテル、旅館に配布し、フロントに掲示して児童の性的被害防止に協力したい」とのコメントがありました。
※ 県防連が県ホテル旅館組合に贈呈し掲示を依頼したテーブルフラッグ
一般財団法人 日本宝くじ協会(以下「宝くじ協会」)から公益財団法人 全国防犯協会連合会(以下「全防連」)が寄贈を受けた青色回転灯付き防犯パトロール車(以下「青パト」)が七ヶ浜町防犯協会に配備されることになり、その引渡式が3月6日(月)、関係者が出席して七ヶ浜町役場において行われました。その概要について紹介します。
〇 七ヶ浜町防犯協会への青パト引渡式を開催
青パトは宝くじ協会の「公益事業に対する助成要綱」に基づき、同協会が全防連に寄贈し、さらに全防連から公益社団法人 宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)が無償譲渡を受けて、今回、七ヶ浜町防犯協会に配備されたものです。
3月6日(月)、七ヶ浜町役場で行われた青パトの引渡式には、県防連から会長及び専務理事、七ヶ浜町防犯協会から会長(七ヶ浜町長)及び副会長、さらに来賓として塩釜警察署長が出席し、県防連会長の挨拶、七ヶ浜町防犯協会長からの謝辞に続き、県防連会長から七ヶ浜町防犯協会長にゴールデンキーが手渡されました。
新たに青パトを受領した七ヶ浜町防犯協会では、「青パトのブルーは七ヶ浜町の海の色とマッチする。積極的にパトロールを実施して犯罪の抑止に努めたい」と決意を新たにしていました。
※ 県防連会長から七ヶ浜町防犯協会長へのゴールデンキーの引渡し(写真左)と式典出席者(写真右)
宮城県警察本部地域課(以下「県警地域課」)と宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)では、宮城県内で多発する特殊詐欺被害を防止するため、広報用DVD「特殊詐欺被害を防止するために<一人で悩まず まず相談>」を作成しました。
今回作成したDVDは、警察官の寸劇を中心に編集した映像による広報啓発資料であり、県警地域課では、このDVDを県内の警察署、自治体及び防犯ボランティア団体等に配布し、防犯講話等において積極的に活用することで、効果的な特殊詐欺被害防止を図ることにしています。
DVDに関するお問い合わせは、県警地域課(022-221-7171)までお願いします。
※ 県警地域課と県防連が作成した特殊詐欺被害防止広報用DVD
宮城県風俗環境浄化協会(以下「県風俗環境浄化協会」)では、1月25日(水)、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下「風営適正化法」)の規定に基づき、仙台市内において風俗営業管理者78人が出席し、今年度6回目となる風俗営業管理者講習会(以下「管理者講習会」)を開催しました。その内容について紹介します。
〇 宮城県風俗環境浄化協会が風俗営業管理者講習会を開催
宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)は風営適正化法の規定に基づき、宮城県公安委員会から風俗環境浄化協会の指定を受け、風俗環境の浄化並びに健全育成に向けた事業を行っていますが、1月25日(水)、仙台市青葉区の戦災復興記念館において、今年度6回目となる管理者講習会を開催しました。
管理者講習会には仙台市や石巻市等で遊技業を営む事業所の管理者78人が出席し、はじめに県風俗環境浄化協会の担当者が「管理者業務の実施要領について」説明したのち、宮城県暴力団追放推進センター、宮城県警察本部生活安全企画課の担当者及び県風俗環境浄化協会の専務理事がそれぞれ「暴力団の壊滅に向けて」「適正な風俗営業について」「風俗営業管理者の心構えについて」と題して講義を行いました。
今回の講習会は風営適正化法に規定されている定期講習で、風俗営業所の管理者は概ね3年に1回、受講することが義務付けられていますが、当日は大雪により交通機関が大きく乱れる中、多くの管理者が出席し、風俗営業を取り巻く最新の情勢や留意事項を知ることで 健全営業に向けた認識を新たにしていました。
なお、県風俗環境浄化協会では2月22日(水)、仙台市内で今年度最後の管理者講習会を予定しています。詳細については県風俗環境浄化協会(県防連、TEL022-355-7401)までお問い合わせください。
※ 管理者講習会の様子
年頭のご挨拶
公益社団法人 宮城県防犯協会連合会
会長 姉歯和郎
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては穏やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、平素より、公益社団法人 宮城県防犯協会連合会の事業に深いご理解とご協力を賜り、あらためて御礼を申し上げます。
さて、県内の治安情勢につきましては、警察、自治体、ボランティア団体そして県民の皆様が官民一体となって総合的な対策を推進した結果、刑法犯の認知件数が平成14年以降連続して減少し、一定の成果が見られたところでありますが、昨年は前年(一昨年)と比較して、21年ぶりに増加に転じるなど、治安上憂慮される結果となっており、特に、高齢者、女性及び子どもなど、社会的に弱い立場にある方々を狙った特殊詐欺や性犯罪被害が後を絶たず、安心して暮らせる社会の実現には、地域を挙げての一層の対策が必要であると実感しております。
新型コロナウイルス感染症の蔓延が未だ終息しない中、当連合会といたしましても、感染防止に十分に配慮しながら、地域の皆様と連携して防犯パトロール、子どもの見守り活動、各種広報啓発活動等、地域に根差した活動を積極的に推進し、「犯罪のない、明るく住みよい社会」の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますので、引き続きご支援とご協力の程よろしくお願い申し上げます。
むすびに、皆様の益々のご健勝とご多幸を祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。
関係者各位
(公社)宮城県防犯協会連合会は、
令和4年12月28日(水)から令和5年1月4日(水)の間
年末年始休暇のため、事務局業務(自転車防犯登録業務、風俗環境浄化協会業務を含む)を休業いたします。
ご理解の程、よろしくお願いいたします。
(公社)宮城県防犯協会連合会