受賞した松川氏(右)と三浦氏(左)
平成26年9月25日、明治記念館(東京都港区)において、全国地域安全運動中央大会(主催:公益財団法人全国防犯協会連合会・警察庁)が開催されました。
席上、宮城県から防犯功労者(防犯栄誉金章)として松川榮光氏(78歳)と平塚和彦氏(69歳)が、また、防犯ボランティア団体(社会安全貢献賞)として「宮城県麺類飲食業生活衛生同業組合迫支部(代表者三浦義明氏)」がそれぞれ警察庁長官・公益財団法人全国防犯協会連合会長の連名表彰を受けられました。
松川榮光氏は、50年の長きにわたり石巻市防犯協会連合会石巻支部山の手分会防犯実働隊に携わってこられ、現在、山の手分会防犯実働隊長を務められており、これまでの防犯パトロール、防犯診断、高齢者訪問などの地域の安全・安心のための自主防犯活動を積極的に推進した功労が認められました。
平塚和彦氏は、国分町防犯協会に入会して以来、46年の長きにわたり防犯活動に携わってこられ、現在は、宮城県防犯指導隊連絡協議会長を務められ、これまでの防犯パトロール、防犯診断、環境浄化活動などの地域の安全・安心のための自主防犯活動を積極的に推進した功労が認められました。
「宮城県麺類飲食業生活衛生同業組合迫支部(代表者三浦義明氏)」は、昭和33年に結成され、町内の防犯パトロールや各種犯罪被害防止を図るため、広報チラシの作成等の広報啓発活動を実施するとともに、平成10年からは加盟店全店が協力して季節毎の地域安全運動の推進や回色回転灯装備車での巡回パトロールを行うなど、地域の安全・安心を実現するための活動に尽力した功労が認められました。
贈呈式の状況
平成26年9月17日、河北警察署おいて、青色回転灯付防犯パトロール車(宝くじ号)の贈呈式が行われました。
この「宝くじ号」は、宮城県防犯協会連合会が「日本宝くじ協会」の助成を受けた全国防犯協会連合会から譲渡を受け、河北地区防犯協会連合会桃生支部神取分会に再譲渡したものであります。
贈呈式では、井上県防連会長が「青色回転灯付き防犯パトロール車は地域の強い要望により今回の配備となったものでありますので、自主防犯パトロールを積極的に行っていいただき、真に安全で安心できる地域社会の実現に努めていただきたい」旨の挨拶し、また、河北地区防犯協会連合会の阿部会長から「今回配備いただいたパトロール車については、大いに活用させていただき、安全・安心な地域社会の実現を目指し、積極的な自主防犯活動に役立てて参りたい」旨の御礼の挨拶がなされました。
贈呈式の後、河北警察署の玄関前で、青色回転灯付き防犯パトロール車の出発式が行われ、関係者が見守る中、地区内の防犯パトロールに出発しました。
青色回転灯付防犯パトロール車は、視認性が高く犯罪抑止効果や地域住民に安心感を与える効果も期待できるほか、機動性に富み、性別・年齢による体力差をカバーできる、深夜、早朝、悪天候時のパトロールが容易になる、少ない人数で広範囲にパトロールができるなどのメリットがあり、今後、同地区での効果的な防犯パトロールが大いに期待されます。
【贈呈車両】 【出発式の状況】
審査の状況
宮城県防犯協会連合会では、平成26年8月20日、仙台市青葉区上杉所在の自治会館において、平成26年度防犯ポスター審査会を開催し、県内の小学生、中学生、高校生から応募のあった作品92点の中から、最優秀作品、優秀作品、佳作を選定しました。
審査は、宮城県防犯協会連合会と宮城県警察生活安全部の幹部及び仙台市内中学校校長の部外審査員により行われました。
応募作新は、いずれも防犯に思いを込めた甲乙付けがたい力作ばかりで審査も難航しましたが、審査の結果、最優秀作品3点、優秀作品17点、佳作28点がそれぞれ選定されました。
最優秀作品は、実際に10月に行われる全国地域安全運動の防犯ポスターとして製作され、県内で掲出される予定となっております。
井上県防連会長祝辞
平成26年7月25日、仙台市青葉区花京院地内の仙台市シルバーセンターにおいて、平成26年度少年警察ボランティア宮城県大会が開催され、宮城県防犯協会連合会からは、来賓として井上恭司会長が出席しました。
本大会は、少年警察ボランティアの資質向上と活動の活性化を図るため、宮城県警察と宮城県少年補導員協会が主催し、宮城県と宮城県防犯協会連合会が後援となって、開催されたものです。
大会は、宮城県警察、各地区の少年補導員及び大学生健全育成ボランティア等約250人が出席して行われ、横内警察本部長、尾形少年補導員協会長の挨拶の後、鎌田県公安委員長、井上県防犯協会連合会長が祝辞を述べられました。
井上県防連会長からは、「次代を背負って立つ少年の健全育成は、我々大人社会に課せられた重大な使命であり、家庭、学校、地域社会がそれぞれにおいて「非行の原因」と「非行の機会」をなくすよう一体となった取り組みが不可欠である。地域の実情や青少年の特性に精通されている皆さん方が、それぞれの地域で少年非行防止や青少年の健全育成に大きな成果を挙げられていることは、大変心強いものがある。今後とも、これまでの実績と経験を遺憾なく発揮し、少年の非行がない、少年が事件や事故に遭わない社会づくりになお一層の活躍をお願いしたい。」旨の祝辞が述べられました。
その後、元本県警察少年警察補導員で(公社)みやぎ被害者支援センター事務局長大場精子氏から「被害者が望む支援?被害者の心情を理解する?」と題して講演がなされるとともに県警生活環境課サイバー犯罪対策室の佐々木課長補佐からサイバー犯罪、少年のネット被害の現状等について説明がなされました。また、少年非行防止メッセージソング「まけないよ」が県警察少年補導・育成センターの皆さんから披露されました。
最後に、永埜佐沼地区少年補導員協会長が少年非行を生まない社会づくりの大会宣言を行い、大会は閉会しました。
井上会長の激励
平成26年6月25日、宮城県警察本部において、平成26年度大学生健全育成ボランティア「ポラリス宮城」結団式が行われ、宮城県防犯協会連合会から井上恭司会長が出席し、「ポラリス宮城」に参加している大学生に対して激励と助成金を交付しました。
大学生健全育成ボランティア「ポラリス宮城」は、少年と年齢的に近く少年の非行防止と健全育成活動に意欲と熱意のある大学生をボランティアとして登録し、社会参加活動の支援や街頭活動等を通じて少年の健全育成に寄与するもので、宮城県警察が平成16年から実施しているものであります。平成26年度は7大学から50人が登録されております。
結団式では、「ポラリス宮城」の大学生及び県警察、少年補導員協会、関係大学等の関係者が出席して行われ、岡崎県警生活安全部長の挨拶の後、
学生の決意表明
井上会長から出席した大学生に対して「インターネットやスマートホォンに代表されるように情報化社会が急速に進展し少年を取り巻く環境が年々悪化しており、少年の環境浄化が急務となっている。少年と年齢的に近く親近感を抱ける大学生の皆さんの少年健全育成の熱い思いが直接少年の心に響きます。地域の方々と連携を図りながら、誇りと使命感を持って、少年の健全育成に資する多彩な活動を展開していただきたい。皆さんの今後の活躍を期待している。」旨の激励を込めた祝辞を述べました。
その後、「ボラリス宮城」の代表者が「少年の良き兄、良き姉として少年健全育成に精一杯取り組み、少年たちの道しるべとして光り輝くポラリスを目指して努力します。」と決意表明を行いました。
最後に、井上会長から「ポラリス宮城」に対する助成金を代表者に交付して、結団式は終了しました。
? 振り込め詐欺が急増しています! DVDで被害防止の広報を! ?
昨年(平成25年中)の振り込め詐欺を含めた特殊詐欺の被害件数は131件(前年比+58件)で、被害金額は約5億4,280万円(前年比+約2億3,880万円)となっており、前年と比較して大幅に増加しております。
本年3月末現在でも、被害件数、被害件数とも前年をさらに上回るなど、危機的な状況となっております。
宮城県防犯協会連合会防連では、最新版の振り込め詐欺被害防止広報啓発用DVD2種類を新たに備え付け、広く一般に貸し出しておりますので、各種会議、会合等で広報啓発に活用していただきたいと思います。
【振り込め詐欺被害防止広報啓発用DVD】
◎「だまされません!その電話」(21分)
内容
振り込め詐欺とは何か?
なぜだまされるのか
最近の巧妙な手口
だまされないために必要なこと
◎「ねらわれています!あなたも 多発する振り込め詐欺」 (22分)
内容 ?進化している、振り込め詐欺の手口?
還付金詐欺
キャッシュカード受け取り型詐欺
劇場型投資詐欺
【問い合わせ先】
公益社団法人 宮城県防犯協会連合会 電話:022(355)7401
または、県内の地区防犯協会連合会(事務局:各警察署 生活安全課内)
隊員を激励する井上会長
平成26年4月17日、宮城県警察本部前駐車場において「みやぎ防犯パトロール隊」の出発式が行われ、宮城県防犯協会連合会から井上恭司会長が来賓として出席し隊員を激励いたしました。
防犯パトロール隊は、宮城県警察が緊急雇用創出事業を活用して、東日本大震災による雇用の確保及び治安確保を目的に、被災者を警備員として雇用し、徒歩及び青色パトロール車によるパトロール活動を県内全域で実施するもので、本年度は警備員136名、車両68台で平成27年3月31日まで行われます。
出発式には、隊員(警備員)約40名、車両20台が集まり、岡崎県警生活安全部長が挨拶の後、県防犯協会連合会の井上会長が「刑法犯は減少しているものの振り込め詐欺や子どもや女性が被害となる事案が増加しているするなど厳しい情勢が続いている。犯罪の発生実態等を把握の上、効果的なパトロール活動を積極的に行い、安全・安心・安定を願う地域住民の期待に応えていただきたい。」旨の激励を込めた祝辞を述べた。
その後、代表者が決意表を行い、パトロール車がそれぞれ担当地区に向けて出発しました。
(公社)宮城県防犯協会連合会と宮城県警察では、少年の健全育成を目的として、県内の小学生・中学生・高校生を対象とした防犯作文と防犯ポスターを募集しています。
募集の概要は次のとおりでありますので、小学生・中学生・高校生の皆さんから多数の応募をお待ちしております。
募集概要等はこちらから → 募集概要等
【平成25年 防犯ポスター最優秀作品】
小学生の部 中学生の部 高校生の部
昨年の振り込め詐欺は、被害件数、被害金額ともに大幅に増加しており、本年に入ってからも多額の振り込め詐欺が発生するなど、今後も振り込め詐欺の発生が大変憂慮されております。
宮城県防犯協会連合会と地区防犯協会連合会(各警察署生活安全課内)に、新たに振り込め詐欺被害防止の広報啓発用DVDを備え付けました。
各種研修会や会合等での広報啓発用として貸し出しも行っておりますので、必要な方はご利用下さい。
その他にも、振り込め詐欺防止のDVD「ねらわれています!あなたも」やその他の防犯DVD・ビデオ等も併せて備え付けております。
【新たに備え付けた振り込め詐欺防止のDVD】
「だまされません!その電話」(21分)
〈内容〉
○ 振り込め詐欺とは何か?
○ なぜだまされるのか
○ 最近の巧妙な手口
○ だまされないために必要なこと
【問い合わせ先】
公益社団法人 宮城県防犯協会連合会
電話:022(355)7401
または、県内の地区防犯協会連合会
(事務局:各警察署 生活安全課内)
井上県防連会長挨拶
平成26年1月30日、パレス宮城野において、宮城県防犯協会連合会は、宮城県警察と共催して防犯ボランティア地域交流会を開催しました。
交流会には、県内の防犯ボランティア団体、地区防犯協会、防犯実働(指導)隊、少年補導員協会、大学生健全育成ボランティア団体、自治体職員、警察関係者等約120名が参加して行われました。
はじめに、井上県防犯協会長が「刑法犯は平成14年から連続して減少している。これも地域の防犯ボランティア等の積極的な活動の賜である。多くのボランティア団体がそれぞれ工夫を凝らして様々な活動を行っているが、より質の高い効果的な活動を展開しいくためには各団体の横の連携を図っていく必要がある。本交流会においては他団体等の活動状況も参考にしながら今後の活動に生かしていただきたい。」旨の挨拶がありました。
事例発表
その後、事例発表がなされ、それぞれ、?船岡を明るくする会から「船岡を明るくする会を見つめて」 ?松島海岸防犯指導隊から「地域の子供の見守り活動及び思い出に残る安全で安心な観光地について」 ?大学生健全育成ボランティア「ポラリス宮城」から「ボラリス宮城の活動?少年の健全育成に向けて」と題して、発足の経緯、個々具体的な活動内容、地域の問題とその対応状況、活動上の留意事項等々について詳細にわたって発表がなされました。
また、宮城県環境生活部共同社会参画課の担当者からは、「犯罪のない宮城安全安心まちづくり県民運動について」と題して、県で取り組んでいる運動の概要や各種防犯活動等に関して県で行っている支援内容等についても話がなされました。
基調講演
基調講演は、特定非営利活動法人まちづくり政策フォーラム代表理事の鈴木孝男氏から「みんなで支え合う協働による地域づくり」と題して、地域コミュニティーの現状、諸課題、今後の地域交流の在り方、地域団体の活動の在り方などについて講話がなされました。
最後に、県警察本部の板橋生活安全部参事官から総括的なアドバイスをいただきました。