(公社)宮城県防犯協会連合会と宮城県警察では、令和6年度「全国地域安全運動 防犯作文・ポスター審査会」を開催しました。その概要を紹介します。
全国の防犯協会と警察では、例年10月11日を「安全安心まちづくりの日」に指定し、同月11日から20日までの10日間、「全国地域安全運動」を実施していますが、この運動に合わせ、(公社)宮城県防犯協会連合会(以下「県防連」)と宮城県警察(以下「県警察」)では、青少年の健全育成と地域社会における安全思想の浸透を目的に、小学校、中学校及び高等学校の児童、生徒から防犯作文と防犯ポスターを募集し、今年度は防犯作文は小学校と中学校から合計4作品、防犯ポスターは小学校、中学校及び高等学校から各地区の審査を通過した合計64作品の応募がありました。
防犯作文については、部外審査員の仙台市教育センター指導主事 畠山暢世氏、県警察の高橋哲夫生活安全企画課長及び県防連の岡崎晃専務理事等8人によって書面審査の形式で行われ、中学校の部の三浦蒼海さんの作品が最優秀に選ばれたほか、防犯ポスターについては、8月20日(火)、警察本部において審査会を開催し、部外審査員の東北生活文化大学講師 佐々木晃氏、県警察の山田代幸生活安全部長及び県防連の姉歯和郎会長等15人による審査の結果、小学校の部では新田芽以さん、中学校の部では遠藤芽衣さん、高等学校の部では千葉真那果さんの作品が最優秀に選ばれました。
その他、小学校の部から2作品、中学校の部から16作品、高等学校の部から8作品が優秀作品に、また、小学校の部から2作品、中学校の部から5作品、高等学校の部から4作品が佳作に選ばれました。
防犯ポスターの審査終了後、 佐々木講師と生活安全部長から講評があり、両氏から「いずれの作品も力作ぞろいで甲乙つけがたく、優秀作品を選考するのに苦労しました」との話がありました。
最優秀に選ばれた作文とポスターは県防連ホームページ及び広報誌「防犯みやぎ」に掲載されるほか、防犯広報用のポスターやカレンダーに活用される予定です。
※ 写真上段、左から県防連会長挨拶、生活安全部長及び部外講師の講評
※ 写真中段、審査の様子
※ 写真下段、左から小学校、中学校、高等学校各部門の最優秀作品