今年も10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されました。期間中、県内各地区の防犯協会連合会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を実施しました。
今回はそのうち、大崎東部地区防犯協会連合会三本木地域防犯協会、竹ノ内・大江向防犯協会、鹿島台地域防犯協会及び西古川防犯協会の取組みについて紹介します。
〇 大崎東部地区防犯協会連合会三本木地域防犯協会の取組み
大崎東部地区防犯協会連合会の三本木地域防犯協会では、10月17日(月)、古川警察署、大崎市三本木総合支所及びJA古川南部支店と連携し、同支店と三本木郵便局において、特殊詐欺被害抑止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。
活動ではそれぞれの店舗前に、特殊詐欺抑止を呼び掛ける横断幕とのぼり旗を掲出し、利用者及び通行人に対して、チラシとポケットティッシュを配布しながら特殊詐欺被害の現状について訴えたほか、「お金に絡む電話への冷静な対応」、「留守番電話や撃退機能付き電話機の有効活用」を呼び掛けました。
今回のキャンペーでは、古川警察署員が電話機の無料貸し出しや設置方法について説明しましたが、実際に自宅に電話機を設置した市民から「取り付けてから迷惑電話が来なくなった」との声が聞かれるなど、多くの市民が興味深く説明を聞いていました。
※ 三本木地域防犯協会の取組みの様子
〇 大崎東部地区防犯協会連合会竹ノ内・大江向防犯協会の取組み
同防犯協会連合会の竹ノ内・大江向防犯協会では、10月17日(月)、古川警察署と連携し、薬王堂古川竹ノ内店及びヤマザワ古川バイパス店の協力を得て、両店舗前において、特殊詐欺被害抑止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。
活動では横断幕やのぼり旗を掲出し、参加者が店舗の利用者や通行人に対してチラシと防犯グッズを配布しながら特殊詐欺被害の現状について訴えたほか、「お金に絡む電話への冷静な対応」等を呼び掛けました。
今回のキャンペーンは、14日の年金支給日を踏まえ、ドラックストアやスーパーマーケットを利用した高齢者を重点に実施したもので、チラシやグッズを受け取った人たちからは、「自分は大丈夫と思っていたが、騙されないように注意したい」との感想が聞かれるなど、特殊詐欺被害抑止に向けて有意義な活動となりました。
※ 竹ノ内・大江向防犯協会の取組みの様子
〇 大崎東部地区防犯協会連合会鹿島台地域防犯協会の取組み
同防犯協会連合会の鹿島台地域防犯協会では、10月18日(火)、古川警察署、大崎東部地区少年補導員協会及び大崎市鹿島台総合支所と連携し、JR鹿島台駅前とAコープ鹿島台店において、特殊詐欺被害及び子どもと女性の犯罪被害防止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。
活動では、それぞれの店舗前に特殊詐欺抑止を呼び掛ける横断幕とのぼり旗を掲出し、利用者及び通行人に対して、チラシとポケットティッシュを配布しながら、特殊詐欺被害防止と子どもと女性の犯罪被害防止を呼び掛けました。
今回のキャンペーでは、古川警察署員や少年補導員協会員が特殊詐欺撃退機能付き電話機の活用方法や女性を性犯罪から守るセルフディフェンス要領等について説明しましたが、話を聞いた市民から「犯罪から身を守るため、自分でできることは進んでやっていきたい」との声が聞かれるなど、興味深く説明を聞いていました。
※ 鹿島台地域防犯協会の取組みの様子
〇 大崎東部地区防犯協会連合会西古川地区防犯協会の取組み
同防犯協会連合会の西古川地区防犯協会では、10月19日(水)、古川警察署、同地区の保護司、民生委員及び更生保護女性会と連携し、JR西古川駅前において、街頭犯罪及び特殊詐欺被害抑止に向けた防犯キャンペーンを実施したほか、青色回転灯付き防犯パトロール車(以下「青パト」)を活用して、西古川地区の防犯パトロールを行いました。
キャンペーンでは、街頭犯罪及び特殊詐欺被害抑止を訴える横断幕及びのぼり旗を掲出し、参加者が駅利用者に対してチラシと防犯グッズを配布しながら、犯罪の防止について呼び掛けたほか、防犯パトロールでは青パトの車載スピーカー活用し、警察署からの指導に基づき、街頭犯罪や特殊詐欺被害から身を守る際の留意点等について広報を行いました。
この日の活動には34人が参加しましたが、防犯協会の会員による呼び掛けに、チラシやグッズを受け取った人たちからは、「自分たちも安全安心な街づくりに積極的に協力していきたい」等の感想が聞かれ、各種犯罪の抑止に向けて有意義な活動となりました。
※ 西古川地区防犯協会の取組みの様子