塩釜警察署管内では、毎年5月頃になると、日本三景「松島」に通じる県道や県民の憩いの場所である「宮城県民の森」、コンサートや各種競技で利用される「宮城県総合運動公園」等周辺に「熊」が出没し、施設利用者や地域住民等から数多くの目撃情報が寄せられています。そこで、宮城県猟友会塩釜支部では、地域住民の不安を解消し「安全・安心」を確保するため、利府町・松島町防犯協会や警察、自治体等と連携し「くまさんパトロール」と銘打ち、パトロールを実施することに決定しました。塩釜地区防犯協会連合会では、「くまさんパトロール」を実施するに当たり、「安全・安心まつづくり」の一環として、パトロール車両用の「防犯あんどん」と「くまさんパトロール実施中」のマグネット式シートを作成して猟友会に提供することとし、6月15日(金)塩釜警察署において交付式を開催し、警察署長から猟友会塩釜支部の代表者に交付しました。今後、当地区防連では、猟友会等と連携し、各種情報を共有しながら、通学路における子供達や観光客、地域住民の安全・安心確保に向け、「くまさんパトロール」を実施することとしています。