会場の状況
平成25年10月9日、仙台市広瀬文化センターにおいて、平成25年全国地域安全運動宮城県大会が開催されました。
全国地域安全運動が10月11日から10月20日までの間に実施されることにともない、宮城県防犯協会連合会、宮城県、宮城県警察の共催により、防犯関係者約500名が出席して行われました。
宮城県防犯協会連合会の井上会長は「犯罪の発生を抑制し、犯罪の起きにくい社会を実現していくためには、警察をはじめとする関係機関・団体との連携を一層強化し、「安全で安心・安定した街づくり」を目指した活動を行っている防犯ボランティア団体の自主的な取り組みを推進することが不可欠である。 今回の「全国地域安全運動」が
井上県防連会長挨拶
多くの県民の共感と参加の下、県民総ぐるみの運動として、お互いが支え合う地域社会の形成と、より安全で安心と安定した生活が生みだされる県民社会の実現に向けて、真に実効あるものとして展開されますよう関係者皆様の更なるご尽力をお願いしたい」旨、宮城県知事の代理として本木隆生活環境部長は「犯罪のない宮城の実現は警察や行政だけでなく様々な関係機関、県民、事業者の皆さんと一緒に県民運動として展開していくことが大切である。犯罪のない宮城を目指した安全・安心まちづくりの活動については、本日お集まりの皆さんの力添えを得ながら、県内であまねく展開されるよう県民運動としての機運の醸成を図って参りたいので、今後ともご協力をお願いしたい」旨、宮城警察の横内泉本部長は「刑法犯認知件数は平成13年をピークに11年連続して減少しているものの、ひったくりや侵入窃盗が増加傾向にあるほか高齢者等を対象とした振り込め詐欺などが大幅に増加するな
本木県生活環境部長挨拶
ど、楽観でいない状況にある。10月11日から全国地域安全運動が実施されるが、本運動の趣旨を理解していただくとともに、地域住民、関係機関・団体、警察等と連携しながら、ご支援、ご協力をお願いしたい」旨の挨拶があり、来賓を代表して宮城県議会議長の代理として佐々木征治副議長から「県議会としても今後とも犯罪から県民を守るための取組みを一層推進していくこととしているので、皆さんもこれまで培ってこられた知識と経験を活かし各地域における自主防犯活動の促進と発展にご尽力をお願いしたい」旨の祝辞が述べられました。
その後、防犯功労者・団体に対する表彰、防犯作文の発表、さらに、岩沼地区防犯協会連合会の吉田健吉副会長から「「みんなの『みやぎ』安全・安心まちづくり」を合い言葉に、安全で安心して生活できる地域社会を実現するため、一層努力していく」旨の大会宣言がなされ、満場一致で採択されました。
横内警察本部長挨拶
第2部では、仙台大学副学長の安部芳吉氏から「地域で守る子どもたち」と題して講演が、引き続き宮城県広瀬高等学校吹奏楽部の皆さんによるマーチング演奏が披露され、盛況のうちに大会は閉会しました。
広瀬高校吹奏楽部のマーチング演奏