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活動内容

「ホットスポットパトロール実戦塾」を開催

2025年01月31日

(公社)宮城県防犯協会連合会は、1月29日(水)、宮城県警察本部(以下「警察本部」)と共催で、大河原町「えずこホール」において、県内の防犯ボランティア団体で活動する方々72人を対象に「ホットスポットパトロール(注)実戦塾」(以下「実戦塾」)を開催しました。

実戦塾は毎年、警察と防犯ボランティア団体との連携強化や防犯パトロール活動時のポイントの習得等を目的に開催されていましたが、令和2年以降、新型コロナ感染症の影響で中止しており、昨年、4年ぶりに復活し、今年は2年続けての開催となりました。

はじめに、主催者を代表して警察本部の髙橋哲夫生活安全部参事官が挨拶し、続いて仙台大学体育学部の田中智仁准教授(犯罪社会学、警備保障論)が、「日常に潜む犯罪の危険~街、家族、そして自分を守るために」と題して講演を行い、地域における犯罪発生の危険ポイントの見分け方、住民が無理なく地域の見守り活動に協力する「ながら防犯」の重要性について説明しました。

また、今回の実戦塾では、初めての試みとして、宮城県防犯設備士協会(及川勝宏会長)の協力で、防犯カメラやドアロック等、最新且つ身近に設置できる防犯設備機器の展示と活用方法についての説明があり、田中准教授の講話とともに、ソフト、ハード両面での効果的防犯活動の進め方について研修を受けることができました。

実戦塾の参加者から「ホットスポットに対して防犯パトロールを実施する際の「ながら防犯」の重要性や防犯機器の有効な活用方法について知ることができた。犯罪被害の抑止に向けて、パトロール活動の一層のレベルアップを図りたい。」との声が聞かれるなど、有意義な研修会となりました。

(注) 「ホットスポットパトロール」とは、犯罪の起こりやすい場所(ホットスポット)に対する集中的なパトロールをいい、犯罪グループに犯行を断念させることが期待できるとされています。

 

 

 

 

 

 

※ 写真左・中 田中准教授の講演、写真右・防犯設備士協会の説明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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