10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されました。期間中、県内各地区の防犯協会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を展開しました。
今回は白石地区防犯協会連合会に所属の永野地区防犯協会の取組みについて紹介します。
〇 永野地区防犯協会の防犯広報活動の取組み
白石地区防犯協会連合会の永野地区防犯協会では、全国地域安全運動期間中、防犯指導隊、防犯婦人部、少年補導員協会及び白石警察署等と連携し、金融機関、食品スーパー及び多目的ホールの協力を得て、防犯キャンペーンを実施しました。
活動は参加した防犯協会員らが揃いのジャンパーを着用し、銀行や食品スーパーを訪れた来店客に対し、積極的に声かけしながらチラシやグッズを配布して、特殊詐欺や自転車盗の被害防止を訴えました。
〇 同防犯協会による「ハガキ大作戦」の取組み
白石地区防犯協会連合会の永野地区防犯協会では、管内の蔵王町立永野及び円田の両小学校の協力を得て、児童の祖父母や町内に居住する高齢者に注意喚起を促すハガキを発送する取組み「ハガキ大作戦」を実施しました。
この取組みは、特殊詐欺の被害防止に向けて、町内に居住する高齢者(「おじいちゃん」、「おばあちゃん」)に対して、両小学校の児童182人が自筆でメッセージを記載したハガキを郵送し、家族の絆で特殊詐欺被害の防止を図ろうとするものです。
※ 写真左及び中は防犯キャンペーンの様子、右は「ハガキ大作戦」で活用したメッセージ入りのハガキ