10月11日(水)から10月20日(金)までの10日間、全国地域安全運動が実施されるのに伴い、10月10日(火)、(公社)宮城県防犯協会連合会等が主催し、仙台市太白区文化センター(楽楽楽ホール)において「令和5年全国地域安全運動宮城県大会」が開催されました。その内容を紹介します。
地域安全運動は安全で安心して暮らせるまちづくりを実現するため、地域ぐるみで犯罪の抑止に取り組む運動で、この大会は(公社)宮城県防犯協会連合会、宮城県及び宮城県警察が共同で主催し、県内の防犯協会や自治体の関係者等約400人が出席して開催されました。
大会はコロナ感染症の影響で、令和元年を最後に中止していましたが、今年は4年ぶりに、多数の来賓及び関係者が出席しての開催となりました。
大会は2部構成で進められ、第1部では主催者を代表して、姉歯和郎宮城県防犯協会連合会長、伊藤哲也宮城県副知事(県知事代理)及び原幸太郎宮城県警察本部長の三人が挨拶を行い、続いて、来賓を代表して、池田憲彦宮城県議会副議長(県議会議長代理)が祝辞を述べました。
その後の表彰では、防犯栄誉金章受賞者、防犯功労者及び優良防犯団体の紹介があり、次に姉歯会長から防犯栄誉銀賞及び銅賞、防犯功労者及び功労ボランティア団体と防犯功労団体の代表者に、また原警察本部長から自主防犯ボランティア活動推進功労団体、企業防犯CSR活動優良団体及び防犯作文・ポスターコンクールの入賞者に、それぞれ表彰状が贈られました。
表彰終了後、防犯作文コンクールの中学校の部で最優秀賞を受賞した岩沼市立岩沼中学校3年 佐久間遼多さんが「挨拶と地域の交流」と題する作文を朗読し、続いて、今回、防犯栄誉銀賞を受賞され、長年にわたって地域の防犯ボランティア活動に貢献されてきた宮城県防犯協会連合会の前副会長 阿部欣也氏が「大会宣言(案)」を読み上げ、満場一致で採択されました。
引き続き、第2部では、特殊詐欺防犯落語を創作するなど、地域の安全安心まちづくり活動に貢献されている落語家 桂三若氏よる「落語で安心、みやぎのまちづくり」と題した落語口演と宮城県警察音楽隊及びカラーガード隊によるコンサートが行われ、出席者は地域安全運動の積極的な推進に向けた決意を新たにしていました。
※ 写真左から、姉歯会長、伊藤副知事、原警察本部長の挨拶
※ 写真左から、池田副議長の祝辞及び各種防犯功労により、表彰を受けられた方々
※ 写真左から、大会宣言、桂三若氏の防犯落語、県警音楽隊の演奏