大崎東部地区防犯協会連合会では、春の地域安全運動期間中(4月15日~5月14日)、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、関係機関と連携し、小学校における不審者対応訓練及び地域の春祭りにおける防犯パレードを実施しました。
今回はその取組みについて紹介します。
〇 大崎市立田尻小学校における不審者対応訓練に参加
大崎東部地区防犯協会連合会では、5月12日(金)、古川警察署、大崎市田尻総合支所及び大崎東部地区少年補導員協会等とともに、大崎市立田尻小学校で実施した不審者対応訓練及び防犯教室に参加しました。
訓練は学校から教職員と児童145人が参加し、「校舎内に刃物を持った不審者が侵入した」との想定により、犯人に対する初動対応、警察への通報及び生徒の避難誘導及び刺股による犯人の制圧等について、古川警察署員の指導のもと実施したほか、防犯教室では、同署員から防犯標語「いかのおすし」の確認、不審者への対処法、防犯ブザーの使い方等について講話がありました。
また、防犯教室終了後、大崎東部地区防犯協会連合会の田尻地域防犯協会が例年実施している、1、2年生の児童に対する防犯ブザーの贈呈式がありました。
訓練及び防犯教室では、警察や防犯協会の指導の下、事件発生時の初動対応、犯人との間合いの取り方、速やかな警察への通報、防犯ブザーの活用方法等について確認したほか、警察官から刺股の操作要領について実技講習を受けるなど、大変有意義な取組みとなりました。
※ 田尻小学校における不審者対応訓練の様子
〇 「三本木春祭り」における防犯パレードの実施
大崎東部地区防犯協会連合会では、古川警察署、大崎市三本木総合支所及び大崎市防犯実働隊三本木分隊等と連携し、5月13日(土)、大崎市三本木で開催された「三本木春祭り」において、約200人が参加して犯罪被害の防止を呼び掛ける防犯パレードを実施しました。
今回のパレードでは、特殊詐欺抑止や地域安全を訴える横断幕やのぼり旗を掲出し、防犯協会や関係機関の職員のほか、古川警察署の防犯キャラクター「かけるくん」も参加して、沿道に集まった市民にチラシや防犯グッズを配布しながら、地域における犯罪被害の防止を呼び掛けるなど、幅広い年齢層に地域安全運動への意識を高めてもらううえで、大変有意義な取組みとなりました。
※ 「三本木春祭り」における防犯パレード