大崎東部地区防犯協会連合会の地域防犯協会や防犯実働隊では、犯罪被害抑止活動を効果的に推進するため、青色回転灯付き防犯広報車(以下「青パト」)講習会を開催したほか、「鹿島台秋の互市」において、防犯キャンペーンを実施しました。
その取組みについて紹介します。
〇 大崎市防犯実働隊鹿島台分隊による青パト講習会の開催
大崎東部地区防犯協会連合会の大崎市防犯実働隊鹿島台分隊では、地域における事件事故の抑止に向けて、青パトを活用した防犯パトロールを実施していますが、今後の一層の効果的な運用を図るため、11月14日(月)、古川警察署及び大崎市鹿島台総合支所と連携し、同総合支所において、13人が出席して青パト講習会を開催しました。
講習会では、古川警察署の生活安全係長から大崎地域における特殊詐欺被害の発生状況や女性や子どもを対象とした不審者情報等について説明があったのち、DVDを活用して青パト活動時の心構えや留意点について指導がありました。
特に、特殊詐欺被害の抑止については、撃退装置付き電話機の有効活用や被害抑止に向けた地域連携の重要性について説明があり、講習会に参加した隊員は「講話の内容を参考に、青パト運用時の交通事故防止に配意して広報活動を進めていきたい」等と決意を新たにしていました。
※ 大崎市防犯実働隊鹿島台分隊による青パト講習会
〇 鹿島台地域防犯協会連合会による「鹿島台秋の互市」における防犯キャンペーンの実施
大崎東部地区防犯協会連合会の鹿島台地域防犯協会連合会では、古川警察署、大崎市鹿島台総合支所、大崎市防犯実働隊鹿島台分隊及び少年補導員協会と連携し、11月10日(木)から12(土)まで3日間開催された「鹿島台秋の互市」の初日に、17人が参加して特殊詐欺被害抑止や子ども・女性を対象にした犯罪被害の防止に向けた防犯キャンペーンを実施しました。
キャンペーンは互市の会場内に、地域安全を訴える横断幕やのぼり旗を掲出して実施し、来場客約200人に対してチラシと防犯グッズを配布して特殊詐欺及び女性に対する性犯罪被害の阻止を訴えました。
「秋の互市」はコロナ禍の影響により、3年ぶりに開催されたもので、会場内には多くの常連のファンが来場し、幅広い年齢層に犯罪抑止を訴えることができたほか、チラシやグッズの配布後、防犯実働隊鹿島台分隊や少年補導員協会が中心となって場内のパトロールを行い、各種犯罪の抑止を呼び掛けました。
※ 鹿島台地域防犯協会連合会による「鹿島台秋の互市」における防犯キャンペーン