今年も10月11日から20日までの10日間、全国地域安全運動が実施されました。期間中、県内各地区の防犯協会連合会では、犯罪のない、明るく住みよい社会を実現するため、それぞれが工夫を凝らし、様々な活動を実施しました。
今回はそのうち、大崎西部部地区防犯協会連合会の取組みについて紹介します。
〇 大崎西部地区防犯協会連合会による取組み
大崎西部地区防犯協会連合会では、10月12日(水)、鳴子警察署、大崎市鳴子総合支所及び岩出山総合支所と連携し、50人が出席して全国地域安全運動大崎西部地区大会及び防犯キャンペーンを実施しました。
地区大会は大崎市一栗体育館において開催し、防犯功労者の表彰、大会宣言等を行ったのち、岩出山武将隊「伊達者」の掛け声に合わせてパトカー、白バイ及び青色回転灯付き防犯パトロール車の出動式が行われました。
その後、「あ・ら・伊達な道の駅」において、全国地域安全運動を呼び掛けるのぼり旗を掲出し、道の駅の利用者等に対して、防犯グッズとチラシを配布しながら、特殊詐欺の被害抑止や少年の非行防止を呼び掛けました。
今回のキャンペーを実施した「あ・ら・伊達な道の駅」は、全国有数の集客数を誇る道の駅で、当日も多くの客が来場しており、防犯協会等による地域安全運動の取組みを多くの人にアピールすることができました。
※ 大崎西部地区防犯協会連合会による取組み
〇 大崎西部地区防犯協会連合会による東鳴子地域づくり委員会と連携した取組み
大崎西部地区防犯協会連合会では、10月18日(火)、防犯ボランティア 「東鳴子地域づくり委員会(以下「地域づくり委員会」)」及び鳴子警察署と連携し、防犯パトロール及びこどもの見守り活動を実施しました。
地域づくり委員会による防犯パトロールは、国の地域安全安心ステーション推進事業により無償貸与を受けたトライク(三輪車)を活用し、大崎市立鳴子小学校の児童の登校時間に合わせて通学路を重点に実施しました。
また、パトロール終了後、JR鳴子御殿湯駅において、列車通学している児童を対象に、列車の到着時刻に合わせて見守り活動を実施し、交通ルールの遵守や安全な列車の利用方法等を呼び掛けました。
※ 大崎西部地区防犯協会連合会の東鳴子地域づくり委員会と連携した取組み
〇 大崎西部地区防犯協会による東北舗道建設パトロール隊と連携した取組み
大崎西部地区防犯協会では、 東北舗道建設防犯パトロール隊(以下「パトロール隊」)と連携し、全国地域安全運動期間の10月11日から20日、地域住民に対する防犯広報活動を実施しました。
大崎市の東北舗道建設㈱では、防犯パトロール隊を組織し、防犯意識の向上に向けて地域住民に対して広報啓発活動を実施していますが、地域安全運動期間中、自社所有の掲示板にスペースを設けて、地域安全運動のスローガンやポスターを掲示したり、青色回転灯付き防犯パトロール車を活用して防犯パトロールを行って、交通安全の推進や不審者への注意喚起を呼び掛けました。
東鳴子地域づくり委員会や東北舗道建設パトロール隊等による地域ボランティア団体の地道な活動は、地域の安全安心まちづくり活動に対する住民の関心を高めるうえで、きわめて有意義なものとなりました。
※ 大崎西部地区防犯協会連合会の東北舗道建設パトロール隊と連携した取組み